Iさんの家を訪問した時、蚊取り線香立てをうらやましげな顔で愛でていたら、
「私も追加で買おうと思っていたので、一緒に頼みましょうか」
と言っていただきました。
ばんざーい、2つお願いしました。
しばらくして、Iさんが持ってきてくださったのは、切込みは入っているけれど、少しだけたわんだ鉄板とフックの蚊取り線香立てでした。
「これを自力で曲げるの?」
ちょっと、いえ、だいぶ勇気が要ります。鉄板は、薄いといえば薄いけれど、簡単に曲げられるほど薄くはありません。
そういえばIさんは、しまうときは平らにしてしまうので場所を取らないと言っていて、何度も曲げたり伸ばしたりしていると折れてしまわないのかと思ったものでした。
フックは真鍮で、先はたたいてつぶしてあります。隅々まで美しい!
おっかなびっくり、少しずつ曲げ始めました。
これでいいかしら?
片方についている突起に蚊取り線香を直接ぶら下げることもできますが、フックを利用するならまだ曲げ足りていません。
もう少し曲げて、フックを渡してみました。
大好きな鉄、重くなく軽やかな鉄。とっても秀逸なデザインです。
蚊取り線香立てといえば、前にも好きなものがありました。
フィンランド製のブリキの蚊取り線香立てです。
大好きでしたが、使うたびに蓋にべっとりと黒いタールが付着します。では蓋なしで使えばいいのですが蓋をして、使うたびに蓋をせっせと洗っていました。で、しばらくして使わなくなり、飾ってしまいました。
最近、ときおり蚊よりも小さい虫が家の中で飛んでいて、刺されるので室内でも蚊取り線香を焚くことがあります。
そんなときの我が家の蚊取り線香立ては右、蚊取り線香を折って好きな長さで使えるので重宝していましたが、美しい道具に進化しました。
またまた熱い視線で欲しいものを引き寄せませしたね(笑)。美しい蚊取り線香立てです!
返信削除でも本当に何度も折り曲げして千切れないのか、ちょっと半信半疑です(苦笑)。
hiyocoさん
返信削除欲しくないものの方が多くて欲しいものはごく少しなのですが、ときおり(頻繁に?)出逢ってしまいますねぇ(笑)。蚊取り線香立て、素敵ですよ(^^♪
ほんと、原理としては何度も折り曲げていたらぽきっといっちゃいますよね。私はたぶん触らないと思います。小心者なので(笑)。