骨董市で、おもちゃ骨董のさわださんで小さいものを買ったら、いつもの
薬袋ではなく、小さな赤い紙袋に入れてくれました。5センチ角くらいのかわいい紙袋、いやだ、捨てられないものが、また増えてしまいます。
買ったのは、100円箱に入っていた小さな招き猫と、
1円玉ほどの大きさのガラガラでした。ガラガラは、セルロイドの柄を指でつまんで、前後にすべらすと、中に何か入っていて、ガラガラと音がします。
「ガラガラはいくら?」
「300円」
「えっ、高いんだねぇ」
「高くないっしょ。クリちゃんだよ」
「へぇ、これがクリちゃん?」
久しぶりにクリちゃんという存在を、記憶の中から引っ張り出しました。
小さな招き猫と小さなガラガラは、我が家で、それぞれの友のいるあたりに、紛れ込んでいきました。
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