しばらく前のこと、受け取った手紙の差出人を見るとたけちゃんでした。
「何だろう?」
開けると紙が4枚入っていて、2枚はビニールコーティングされていて、片面が貼り絵で、もう片面にはたけちゃんの写真を貼り、先生が書いたらしい文字が添えられていました。
あとは、この絵と、
この字らしきものでした。
「なんで送ってきたのかな?????」
しばらくしてやっと気づきました。敬老の日なので幼稚園でみんなで一斉に描いたのです。
これまで、節句や記念日に何もしないで暮らしてきた私たち、敬老の日も例外でなく親に何かしたこともなければ、何かされたこともなかったので、
「ほぉぉ」
と思ってしまいました。
というのも、私が還暦を迎えたとき、なんとなく思いついて、長男に、
「一緒にご飯を食べようか」
と電話したら、
「これまで、そんなのはしてこなかっただろう? 断る」
と断られたことがあったからです。
歩くことも、話すことも極力教えないようにしてたけちゃんを育ててきた長男。幼稚園へ入れるのも大きな決断だったと思われるのですが、幼稚園に行けばいろいろあるもの、たけちゃんがつくったものだから無下にできず、渋々送ってきたに違いない息子に、ちょっとにんまりしました。
18日はなんの祝日何だろうって思っていましたが、敬老の日でした(笑)。1966年に制定されたので、私と同い年です!この先対象の人が増えるばかり(笑)。
返信削除hiyocoさん
返信削除敬老の日って中途半端ですよね。敬われたって、困るし(笑)。
そういえば、自治体から何が欲しいかリストに丸を付けて送り返すよう手紙が来ました。クッキーがいいと丸を付けて送り返したのですが、何も送られてきません。あれは、何だったのかしら?(笑)
たけちゃん、もう、そんなに上手な字?!さすが血筋か?と早合点しました笑
返信削除afさん
返信削除最後の写真の魚みたいな字のことを言っているんですか?(笑)
立つことも、話すこともトイレトレーニングもされないで育ったたけちゃんですから、字が書けるようになるとしたら、自分が関心を持った時でしょうね。
留学生が、「書くのはパソコンがあるから、日本語は読むのだけ教えて欲しい」という時代だそうですが、私も字がすっかり書けなくなってしまいました。
ちなみに、夏にきたとき、たけちゃんはおむつをしていましたが、トイレに行きたいときは行きたいと言って、自分ひとりでやっていて、昼間はまったくおむつ不要のようでした。息子に、「便座の中に置く子供用の便座がなくてもいいの?」と訊いたら、「いや、どんなトイレに行くかわからないからいらない」と言われました。
春さん、afさんが早合点したのは、写真に添えられた先生の字のことだと思います(笑)。私もとても違和感を覚えたので。無機質なパソコンの字がよかったのでは。どうでもいいことですけどねー(笑)。
返信削除hiyocoさん
返信削除もちろんわかっていましたよ(^^♪だから笑っていたでしょう?(笑)
確かにパソコンの字でよかったですね。手書きなら「おじいちゃんおばあちゃん」ではなくどっちかにして欲しかった。というのは貼り絵がよく似ていて、どっちがおじいちゃん用かおばあちゃん用かわかりませんでした(笑)。
それにしても、こういうのを幼稚園でやるのって難しいですね。誰しも物理的には2人のおじいちゃんと2人のおばあちゃんがいるはずだけど、事情があって会えないおじいちゃんおばあちゃんもいるだろうし、亡くなってしまっている場合もあるだろうし。
hiyokoさん、フォローありがとうございます。
返信削除春さん、幼稚園の先生やってた友人と話したことありますが、そこは、それぞれの事情を踏まえて変化球でやらせるみたいですよ。そして、みんな一緒じゃないことを学んでいくようです。
その友人は今は有料の学習支援みたいな子ども預かり?みたいなことをやってるんですが、親御さんの環境や価値観も多様で、とても難しく気をつかうらしいです。
afさん
返信削除ありがとう。
韓国の自然農の趙漢珪さんによれば、30歳で世代交代するとして、父母が2人、祖父母が4人、その祖父母が8人、16人、32人、と計算していくと、900年前までさかのぼっただけで、一人一人が10億790万人ほどの祖先を持っていることになります。面倒なので、それ以上計算しませんが(笑)、計算していくとあっという間に地球人口をはるかに超えるので不思議です。趙漢珪さんが何が言いたいかというと、人間は皆兄弟、仲良く暮らそうということなのですが、同時代に生きる人とともに、たしかに祖先は大切に思わなくてはならないと思います。
afさんの友人の方は素晴らしいです。今の日本の教育の場では、ほとんどみんな一緒が求められますから。