牧野富太郎の一生を描いた、朝の連続テレビ小説「らんまん」が終わりました。
「らんまん」はストーリーもよかったけれど、珍しい植物や珍しくない植物をどう見せるのか、毎回楽しみにしていました。
我が家には、牧野富太郎の植物図鑑は、夫の母が遺したコンパクト版が何冊かあったのですが、あまり見ることもないので、どこかにしまってしまっていて、すぐ手に取れるのは、『原色牧野和漢薬草大図鑑』(北隆館、岡田稔編さん、1988年)だけです。
いつ頃買ったかは、覚えていません。
782ページの分厚い『原色牧野和漢薬草大図鑑』は、日本や中国の薬草だけでなく、熱帯の薬草も描かれていて、見飽きることがありません。
大好きなマメ科の植物も、たくさん掲載されています。
『原色牧野和漢薬草大図鑑』は、2002年に乾燥生薬768品目の写真による「生薬早見検索表」を加えて、生薬の外観から植物を検索可能にした「改訂版」が出版されたため、1988年版は買いやすい値段になっています。
私のように植物を楽しむだけなら、「生薬早見検索表」がついている必要もなく、これで十分に楽しめます。
私がお世話になったことのある茯苓(ブクリョウ)や、犬たちがお世話になったことがあるメシマコブが、キノコだと知ったのは、この本でした。
絵は写真よりよくわかり、レイアウトも美しいのですが、これまではそのことをたいして気にもせず見ていました。
しかし「らんまん」を観て、すべての絵はいちいち描かれたものだと改めて思い、この図鑑を眺める幸せを感じずにはいられません。
それにしても、植物もネット検索が容易になった今日この頃、我が家でも植物図鑑は出番がまったくなくなり、すっかりほこりをかぶっています。
アディーにあげていたタブレットタイプのメシマコブゼウスは最後余ってしまってしまいましたが、値段が高かったので捨てられずにいました。最近になって、春さんが金魚にあげていたことを思い出し、今は小さく割って、普通の餌といっしょにあげています。高級餌です(笑)。
返信削除hiyocoさん
返信削除おっ、金魚たちは幸せですね(^^♪
我が家のにゃんこたち、腎臓に配慮した餌をやっていますが、高い!とてもメシマコブゼウスをやる余裕がありません(笑)。
ところで、hiyocoさんちのホテイアオイが咲いていましたが、我が家のホテイアオイは結構立派ですが、今年は花を咲かせる気はないようです。