雨が降っても、ちょっとした風が吹いても葉が落ちる季節になりました。
Hさんが、
「ほかの木はあるところでとどまるけれど、ケヤキはとどまるところを知らない」
と言っていたけれど、まさかね。ケヤキにも樹高というものがあります。普通は25メートル、巨木になると30メートルほどになります。
日本の木は、高いと言っても熱帯の木と比べると、たかがしれています。サラワクで野生のドリアンを見たときは、うっとりしてしまいました。川のほとりに立っていたので、全体を見ることができたのですが、樹高が60メートルもあって、てっぺんが天に消えるほどそびえ立っていました。
余談ですが、かつて、野生のドリアンは熟れて実が落ちるのを待って、人間と動物が取り合ったのですが、あの棘だらけの実が頭に落ちてきて、命を落とした人や動物もいたそうです。
我が家のケヤキはいつも見ているので、大きく育ったという実感はありません。
それでも、落ち葉の量は増えている感じがします。
何度も落ち葉をかき集めなくてはなりませんが、落ち葉焚きも楽しいものです。
コブシとトチは、落ち葉を放置しておくと、夏に葉が茶色くなるさび病が出るので、これもかき集めて、燃やしてしまわなくてはなりません。
ケヤキとコブシ、トチなどの葉を片づけたら、次は家の周りから、コナラやクヌギの葉が落ちてきます。
年が明けても、落ち葉掃きが続きます。
またまた余談ですが、先日、東京に世界一高い330メートルのビルが落成したというニュースを聴きました。低い階はオフィスビルに、高い階はタワーマンションになるそうです。
我が家は標高80メートルの場所、向かいに見える足尾山は628メートルです。その半分の高さのところに住むなんて、想像しただけで足が震えてしまいます。
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