しばらく前に、花の模様が入ったひょうたん形のニッケ水のビンを手に入れました。
これを機に、土間入り口の上に飾ってある、ニッケ水のビンをきれいに洗おうと降ろしてみたら、
あらっ、まったく同じ工場でつくられた花のついた瓶を持っていました。
それにしても埃だらけですが。
1980年代の半ば、京都大学に「マレー世界の成り立ち」という2週間の夏期集中講座を聴きに行って、その間、京大の女子寮に泊めてもらったことがありました。東南アジア研究ご専門の先生方による、台湾からマダガスカルまで広がっているマレー世界の講義はどれも、ただただ面白くて興奮の毎日でしたが、授業後はちゃっかり近くの骨董屋さんに通っていて、その時の戦利品の一つです。
これら、ひょうたん形のニッケ水のビンは、2011年3月11日の地震(震度6弱)で、棚から下に落ちたものもあったのに、ガラスが薄くて軽かったせいか、一つも割れませんでした。ちなみに、ガラスが厚くて重いラムネビンは、2本とも割れてしまいました。
これらは、型の中にガラスを吹き込んでつくるのですが、一つは出来損ないです。
一方向から見ると丸くなっているのに、他方から見るといびつに歪んでいます。
ニッケ水のビンはいろいろですが、ひょうたん形ではなく、お団子形のものもあります。
ひょうたん及びお団子形のニッケ水のビンたち。
きれいに洗って元に戻しました。
といっても全部のビンを洗ったわけじゃないし、窓は外が汚れているし、大掃除の時間も取れないしで、切らしているひっつき虫を買ってから、棚全体の掃除をすることにしました。
といっても、入り口の外には、大きめの小屋根がついています。ガラスまで手が届くかどうか、半分も掃除しないうちに息が切れそうな予感です。
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