2023年11月24日金曜日

マンカラ

先日、孫のはなちゃんが、裏紙に丸を描いたものと、紙を小さく切ったものを持ってきて、
「これ知ってる?世界で一番古いゲームなんだって」
と言いました。
丸は6つずつ、2列に並んでいて、これとは別に両端に1つずつ丸が描いてあります。
「あらっ、おばあちゃんはこれと同じゲーム盤を持っているよ」
「えっ? 見せて、見せて!」 


さっそく二階の展示室に連れて行って見せました。
「あっ、ほんとだ! おはじきも入っている!」
「これは石けりだけどね」

マンカラは、中東、アフリカ、東南アジアなどで古くから遊ばれてきた、とても古いボードゲームです。

元の記事のキリル文字のキャプションが読めないのですが、東南アジア、マレーシアあたりか?

地域によって、カラハ、オワリ、チョンカなどと呼ばれていて、

東アフリカ、ケニアのあたりか?

くぼみの数も、駒の数もいろいろです。
ガーナでは、いろいろな手づくりのマンカラ盤で遊んでいるのを見ましたが、北部ではこのように床に穴を開けて遊んでいるのを見たこともありました。

中央アジアのどこか?

この日は、はなちゃんにルールを教えてもらって紙の盤で遊びました。といっても、このボードを使うゲームは100種類以上あるそうです。


はなちゃんのルールでは、1つのくぼみに4つずつの駒を入れ、これを時計回りでも反時計回りでもいいのですが、1つのくぼみの駒を全部手に取り、隣のくぼみから順番に1つずつ入れていきます。最後の駒を、端のくぼみに入れたら、もう一回プレイできて、先に玉が全部なくなった方が勝ちです。

この日は紙の盤で紙の駒で遊びましたが、ルールを知っているはなちゃんを抑えて、何も知らず、考えもせずプレイした私が勝って、はなちゃんを悔しがらせました。


後日、私のマンカラ盤の石けりを片づけて、おはじきを数だけ用意して、再度はなちゃんと遊びました。


はなちゃんとお父さんの対決。


相手の駒も、自分のくぼみに入ってくるので、予測するのも難しく(できるはずなのだろうけど)負けそうなのに勝ったり、勝つと思ったのに負けたり、なかなか面白く遊びました。

服装からケニアのマサイ

使わせていただいた写真は、出典を書きたかったのですが、キリル文字で書かれていて、なぜか翻訳もできないので、勝手に使わせていただきました。どれも興味深い写真ばかりでした。

西アフリカのどこか?

アジアらしく見えるけれど想像がつきません!


駒としておはじきを使いましたが、つまみにくくて失敗でした。丸い石とかビー玉の方がサクサクと遊べます。
上の写真は石ではなく木の実でしょうか?


ほかにも木の実を使っているらしい写真がいくつかありました。
これから日本でも遊ばれるといいなと思います。








2 件のコメント:

  1. 面白そう!大好きかも~。
    2枚目はベトナムでした。
    https://10hay.com/top-list/10-tro-choi-dan-gian-gan-lien-voi-ky-uc-tuoi-tho.html
    3枚目エチオビア、4枚目はケニア・ラム島。マサイの次の写真はガーナ・クマシ!
    次は古代のマンカラなのでやはりアフリカでは。最後はタンザニアでした。
    途中でキリル文字のサイトを見つけてしまったので、コピペで翻訳しました(笑)。

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  2. hiyocoさん
    そうか、コピペで翻訳することは思いつかなかった!ありがとう!
    2枚目は髪の形などから確かにベトナムだ!マレーシアでとくに盛んなことに気を取られていて、ベトナムでやっているとは考えなかった。不覚!!!
    3枚目は服装からエチオピアとは思いませんでした。エチオピアは南部の、色の黒い人たちが住むケニアかソマリアとの国境に近いあたりですね。そして4枚目のラム島は存在を知りませんでした。タンザニアのザンジバル島はよく知っていたけどね。ザンジバル島といいラム島といい、あの辺りはもう世界の楽園ですね。
    5枚目はクマシだったか!(笑)そういえば、我が家のクマシで作ってもらった盤と形がそっくりです。クマシはどこでしょう?たぶん、大市場の一角だと思います。ずっと前の記憶だけど(笑)。
    すっきりしましたね。ありがとう。コピペの翻訳、次に機会があったら使ってみます(^^♪
    ゲームは、「やろう」と言われたとき、2人でやるボードゲームなんて長くやったことがなかったから、「えぇやるの」という気持ちでしたが、とっても面白かったです。

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