ときどき変な案内もするけれど、スマホのナビ機能は本当に便利です。
舞鶴から、伊根町まで高速道路を使わないで行こうとナビに任せると、車もすれ違えないような細い道で山越えをする道を選んでくれました。
あれは県道舞鶴宮津線だったのかしら、それにしては行きかう車もない細い道でしたが。
こんな山あいにも村があると感心しながら進んでいたら、
道端に地蔵堂を見つけました。
その昔、『季刊銀花』で見たことのある京都あたりの化粧地蔵です。
化粧地蔵とは、毎年地蔵盆に子供たちが色を塗り替えるお地蔵さまのことで、地域によって集落によって、いろいろなバリエーションがあります。また、描く人も年々違うので、その時々の描き手によって、同じお地蔵さまでもどんどん変わっていったりします。
六地蔵のはずなのに7人いらっしゃると思ったら、1人はお不動さまでした。
走っていると、また別のお地蔵さまに出逢いました。
地蔵堂には単管パイプが使われていました。
こちらはには、五地蔵しか見えませんでした。
地蔵堂の前に広がる集落です。切妻の家々は、しゃきっとしていて美しいものでした。
この山村を抜けて、宮津という海に面した町に出たのですが、家に帰ってからネットで見たら、化粧地蔵は宮津の町にもあったよう、見落としてしまいました。
追記:
今日は「箕の日」ですが、箕の掲載を忘れていました。来月にします。
ピカピカのお地蔵様!お供えのお花もあるし、大事にされているんですね。
返信削除hiyocoさん
返信削除子どもがいなくなった地域では、仕方なく大人が描いているようです。
最初のお地蔵さまたち、結構きっちり塗られているので、もしかしたら大人の手によるものかもしれませんね。
それにしても、私が雑誌で見た記事はもう30年以上前のもの、続いているって素敵です。