アニリン染のビンです。口が小さいビンは口が大きいビンより古いものです。
アニリン染は、蓋がコルク式のビンしか知りません。コルクの蓋は染料ビンとしては初期で、多くの会社がその後、蓋をブリキに替えたりベークライトに替えたりしていますが、アニリン染にそれがない(私が見てないだけか?)ということは、わりと早くに消えたか、合併吸収されたのかもしれません。
目盛りが刻まれています。
染料ビンで目盛りが刻まれているのは珍しいでしょうか?
maicaさんのブログ「ケラダマヒ」より |
maicaさんは、ラベルつきの口の小さいビンを持っていらっしゃいます。
この右から2番目のビンには、浦島太郎が竜宮城を後にしているイラストが描かれていると書いてあります。
私の持っているアニリン染のビンのラベルにも浦島太郎が描かれています。
以前、maicaさんにいただいた左のビンはラベルには「アニリン染」とあり、ガラスビンのエンボスも「アニリン染」、真ん中のビンはラベルは「アニリン染」ですが、ビンのエンボスは「ウラシマ印アニリン染」となっていて、どちらも浦島太郎が亀に乗って玉手箱を抱えて竜宮城を後にしているイラストが描かれています。
右は「浦島染」のビンです。イラストは亀と波だけ、浦島太郎の姿は見えません。
こう見ると、ウラシマ印アニリン染(アニリン染を含む)と浦島染は製造元が違うような気がしますが、定かではありません。
アニリン染のビン集合です。
アニリン染料はコールタールから作られるのですね!石炭と染料が関係しているなんて想像していませんでした。
返信削除黄色いラベルの2つのアニリン染料は東京と書いてありますが、浦島染は大阪のようなので、別ではないでしょうか。https://hiroibito.exblog.jp/27535096/
hiyocoさん
返信削除今年もありがとう(笑)。
アニリン染はコールタールでしたか。革を染める必需品らしいとは見たけれど、よくは調べていませんでした。茶色系しか染まらないイメージですけどね(笑)。
拾い人さんのブログに浦島染は箱ごとありましたね。国防色という言葉はいつごろから使われ始めたのかしら?箱にはローマ字表記もあったので、太平洋戦争がひどくなる前ですね。
以前ブログをやっていた人たち、みんなインスタグラムとかFacebookに移動しちゃって。私はそのどちらもあまり馴染まなくて、その人たちのやっていたブログからも遠ざかってしまっています。