１５周年

今日、２０２４年４月４日で、母屋に入居してから１５年経ちました。
入居したのは、敷地に入る坂道をつくりはじめてから７年目のことでした。
２００８年の暮れごろに、旧友のイエンス・アン夫妻が２００９年４月８日に来ることが決まり、それから数カ月は、寒い季節でしたが、ちょっと馬力をあげました。

家を建てようと越してきてから１年半は、近くのアパートに住みました。その後、家賃も通う時間ももったいないと敷地に単管パイプを使ってビニールの仮設小屋をつくり、そこに６年弱暮らしていました。仮設のビニール小屋にはお風呂があり、水風呂さえもありましたがシャワーはありませんでした。
シャワーしか使わないイエンス夫妻のためには、どうしても４月８日以前に母屋のシャワーが使えるようにしなくてはなりませんでした。

写真は３月１９日の下水管設置工事の様子、あと２週間ほどしかないのに、まだまだやらなくてはならないことがいっぱいありました。

OMソーラーの設置工事も終わってなかったので、廊下の床もまだ張っていませんでした。

そして、イエンス夫妻到着の４日前の４月４日にとうとう、電気、お風呂、お手洗いなど使用可能になり、めでたく入居できたというわけでした。

この年は桜の開花が遅く、イエンス夫妻の到着に、ぴったり間に合いました。

テラスはまだできていません。

写真は今日の居間です。自在に大きさが変えられる居間の掘りごたつ式テーブルですが、もう１０年以上、８人がけのままで定着しています。

居間の長椅子は、当時はまだ注文していなかったので古くて短いものを仮に使っていました。
まだまだ内装工事が続いていたので、大工道具を収めた道具箱も見えます。

今日の長椅子あたりです。
タイに発注した長い長椅子が収まり、２０１０年にタイに行ったとき買ってきた新しい電気スタンドの笠と汚れた笠とは交換して、ものが増えてすっかりごちゃごちゃしています。

書斎と廊下の間には、入居当時は本棚がなくて、壁の本棚もありませんでした。

そして、今日の書斎の写真です。
イエンスが、
「ここには仕切りがない方がいいんじゃないの？」
と言っていましたがそうもいかない、棚をつくって、本、プリンター、電話などなど収めて、活用しています。

食堂から見ると、右奥が書斎、右手には当時はまだ障子が入っていませんでした。

玄関の靴箱はわりと早くからできていましたが、二階への階段はできてなかった。もちろん二階の展示室の棚などは一切できていませんでした。

今日の玄関。

それ以後も、階段室（玄関ホール）の造作は続いています。

土間入り口上のガラスビンを置く棚は、ずいぶん早くから完成していました。
学生時代に両親や妹たちと行った鬼押出しから持ち帰ったラムネビンは、２本とも２０１１年３月の地震で割れてしまいましたが。