先生を欠いた織物教室は、いつも易きに流れがちです。
大きい織り機に糸をかけたら、教室でしか織れないので、タペストリーを織る
織り機を手づくりして、家でもせっせと織ろうと計画したのは昨年のこと、十分な時間があったのに、目標にしていた日程には間に合いませんでした。
でもでも、やっと織り上がりました。
表はこれから経糸(たていと)を切って織り機から外し、経糸の始末をしてから緯糸(よこいと)の始末をします。
裏は、糸の始末が必要ないので模様がよく見えています。
これをつくる目的の一つに、近藤さんの遺した、染めてはあるけれど紡いでいない、膨大な量の毛を紡いで、糸にして使うということがありました。
それがなかなかの手間で、ついついある糸で間に合わせてしまったので、色合わせもへったくれもなく、意図が感じられない散漫な色づかいのものとなってしまっています。
おいおい!
織り進むと経糸が短くなり、しっかり上下に開かないので織りにくくなります。
というわけで、この辺りで織りやめます。羊毛が落ち着くように数段麻糸で織ってから、経糸を切ります。
裏側は見せないつもりです、折り返しておくだけでもいいのですが、一応端の始末をします。
経糸を始末したところは裏に折り込むのですが、まだ出来上がりのイメージがあいまい、どうなることでしょう?
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