昨日、小雨もぱらついた寒いなか、作業場棟の水平基礎のコンクリートを打ちました。この上に、さらに垂直基礎(地中梁)を打ち継ぎます。
ここは、ずいぶん前から掘ってあったので、夏の間は、草が生い茂っていました。
夫が「気にしなくていい」と言うのに、おせっかいにも、刈り払い機で草を刈っていた私が、足を踏み外してアキレス腱を切った、「思い出」の場所です。
型枠は前からできていたのですが、砕石を入れたのは一週間前のことでした。
敷いた石を、プレートという機械を借りてきて、だっだっだっと圧縮し、その上に切って曲げた鉄筋を入れました。鉄筋の下にはスペーサーを置いて、鉄筋が砕石から浮くように置いています。
私は、ほとんど戦力外でしたが、少しだけ手伝うことができました。
鉄筋を曲げるときは、曲げたいところを曲げ機に挟んでおいて、
時計まわりに、力を入れて棒を押して歩くと、曲がります。直径9ミリの鉄筋なら、私にも楽々曲げられますが、13ミリになると、押す棒にもっと長い鉄パイプを被せて、半径を大きくして、やっと曲げることができるほどです。
切断するのも、これに負けず劣らずのシンプルな機械を使っています。
これまで、何千本(もしかしたら何万本?)もの鉄筋を、切ったり曲げたりしてきました。
すべてはコンクリートの中に沈んでいます。
小さなミキサー車で、1.5立米のコンクリートを持って来てもらいました。
手伝ってくれているのは、お隣の木工家のKさんとJさんです。彼女たちも、自力で家を建てた、つわものたちです。
まだ半人前で、敏速に動けず、力も使えない私は、せいぜい表面を鏝でならすことぐらいしかできませんでした。
以前は、いつも頼むコンクリートの会社になかった、小さいミキサー車です。大きいミキサー車なら、とても入れないところなので、大助かりでした。
一歩、前進です。
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