2010年10月28日木曜日
タイの弁当箱
タイの弁当箱です。
今では、日本でもずいぶん出回っているようです。大小、サイズがいろいろあって、本当に便利でした。
右は、私と夫がが長い間使っていたてんとう虫印の弁当箱です。そして、左はバンコクに住んでいたころ息子たちが使っていた、シマウマ印の弁当箱です。二つずつありました。
雑貨屋ならどこにでも置いてある弁当箱ですが、不思議なことに、サイズが極小のものはバンコクではみつからず、地方都市にだけ売っていました。
簡単に蓋の着脱ができて、汁気のものもこぼれにくいので、この弁当箱はなかなかの優れものでした。
二つともMK印、左の大きい方はカンボジアの市場で買って使っていたものです。
プノンペンの街は拡大して、この数年で昔の慣習は崩れてきたみたいですが、私の住んでいた十年前にはまだ、お昼休みには、みんな食事をとりに家に帰りました。
私は、同僚の日本人のYさんや、Aさんとともに、エンさんにお願いして昼食をつくってもらって、この大きな弁当箱に入れて、アパートに持って帰って食べていました。
一 つにはご飯が、おかずは二つに入っていて、果物もついていました。一人分ですが、二人で食べるほどの量が入っていました。
だんだん、自分でつくって食べることが多くなり、エンさんにお願いすることが少なくな りましたが、カンボジア料理を食べたくなったときは、頼みました。エンさんは料理上手で、どんな料理も、とても美味しいものでした。特に、ニガウリのひき肉詰 めや、焼きナスのあんかけの味は忘れられません。
休日に、村のお寺でお祭りがあるときは、事務所のみんなと誘い合って、わいわいと出 かけました。
そんなとき、村の人たちは同じような大きな弁当箱に、お坊様に差し上げて自分たちも食べるための料理を詰めて集まっていました。お寺の中は混雑し、弁当箱がいくつも並んでいるので、取り違えないように、よく気をつけなくてはなりませんでした。
タイだけでなく、隣国のカンボジアでも、活用されていた弁当箱でした。
右の弁当箱は、八郷に来てすぐの一年半、近くにアパートを借りて住んでいたころ、現在の場所に、家の建設作業に通っていたとき、毎日使っていました。たいてい、玄米おにぎりと、簡単なおかずを入れていました。二人分が十分入ります。
この弁当箱は、今は犬のお出かけ時の餌入れになっています。それぞれ食べる量が違う餌を計って入れておいて、出先で、そのまま食べられます。犬が二匹になってしまったので、一つは水入れにも使えるようになりました。
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