2011年3月4日金曜日
バター入れ、マーガリン入れ
左がバター入れ、右がマーガリン入れです。
お米をつくっているのに、夫も私もパン好きで、一日一食はパンを食べてしまいます。パンのお供には、普段はバターではなく、マーガリンを使っています。
バター入れのナイフは、とてもうまく収められています。ほとんど収納できるのに、ナイフの柄が中に入り込んでしまうようなことはありません。
バター入れの迫力に比べると、ナイフはちょっと控えめ過ぎるくらい、小さいものです。
もっとも、パンケーキやワッフルを食べるときは、めいめいにナイフもつけますから、問題はありません。
このバター入れに出逢うまで、気に入ったバター入れがなくて、長い間、専用のバター入れなしで過ごしていました。カタログハウスでこれを見つけたのは、20年くらい前でしょうか。
木の入れ物とバターは、とてもよく馴染み、使いやすくて重宝しています。
マーガリン入れは、お隣りの木工家松居久美さんと、笠間の陶芸家の近藤さんの共同作品です。
四角いのもありましたが、我が家で使っているマーガリンの形から、これにしました。
セットだったナイフは、昨年でしたか無くしてしまいました。
我が家には、ときどきゴミと一緒に、ゴムベラ、おたま、バターナイフなどをゴミ箱や生ゴミ入れに捨ててしまう人がいます。ゴミを処分する前に気がついたときはゴミ箱から救出しますが、それでもいつのまにか、まさかと思うような大きなものまで、消えてしまうことがあります。
作者がお隣に住んでいますから、新しいナイフを頼もうかと思ったのですが、プノンペンに住んでいたとき、私がバターナイフとしてつくったものがあったので、いまはそれを使っています。ちょっと柄が長すぎて、しまうときに邪魔なのですが。
市場で売っていた、寸胴の竹のヘラを削って、持つところを細くしたものです。
これもよく使って、竹がすっかり薄くなっています。
ちなみに、プノンペンでは、バチャンの蓋物にバターを入れていました。
あ。それはバチャンという焼き物だったのですね。うちにも遥々一緒に連れてきたものがあります。そっちのは、ピカピカしてますね。うちのは台所の隅っこに、しょうがとかにんにくが入っています。うっかりすると、中でカビていたりします。ちょっと、こっちのバチャンもきれいにしてやろうかな。
返信削除ポンチョさん
返信削除プノンペンのプサー・トゥマイで、この大きな蓋物に脂を入れて台にして、銀細工をつくっていましたね。
ポンチョさんの家で大きいのを見て、私も真似して(笑)買いました。
私も、前はにんにくを焼き物に入れていましたが、見えないと忘れるので最近はガラスのビンに入れ、ショウガは冷蔵庫です。
このバターいれ、初期の三谷龍二さんのですよね。BUTTERの文字が人気でした。昔は売れなかったと聞いていますが、カタログハウスで売ってたんですねー。
返信削除私は表面がつるつるのモノを持ってますがバターナイフはあっという間に折れてしまいましたよ。
バチャン焼、これこれ!!
私も大小持っていましたよ。日本で、しかも札幌の雑貨屋にて買いました。
大に砂糖、小に塩を入れていましたが、割れてしまいました。
toki-sappさん
返信削除そうですね。toki-sappさんが、バター入れを持っていらっしゃるのも、拝見しました。BUTTERの文字はいつ見ても素敵ですよ。
バターナイフは折れてしまったのですか。あんまり実用的ではないですものね。折れても、惜しくなかったりして(笑)。
バチャン焼きは焼きが甘いから、欠けたり割れたりしがちですが、我が家では不思議に3つ(大1小2)とも無事にしています。