落ち葉の季節だけでなく、選定した枝木、溜まるかんなくずなど、掃き集めたり、運んだりと、一年中大きな落ち葉籠が欠かせません。
以前、お隣りのちよさんにいただいた古い落ち葉籠は、縁が弾け、そのうち縁が抜け、ばらばらに壊れてしまいました。
新しく、三年ほど前に買った落葉籠も、縁が雑につくってあるせいか、雨に当てないよう、たいせつに使っていたのに、またまた弾けてしまいました。
買ったときのシールに、製作者の名前が入っています。縁を巻きなおしてもらいたいところですが、販売しているJAの直売店に頼んでも、製作者Sさんの連絡先を決して教えてくれません。
八郷でつくっているといわれているのに、Sさんがどこに住んでいるのだろうと、友人たちに聞いてみても、誰も知りません。
仕方なく、ナイロン紐を買ってきて、自分で修理しました。地震前のことです。
やっとの思いで、これ以上、縁の竹が弾けないようになおしました。
なっ、なんと汚い仕上がり!
この籠が雑につくってあるなどと、どの口で言えるのでしょう。
ところが、久しぶりに使おうと取り出してみたら、あらたに下の、持つところに巻いてある竹が弾けていました。
こんなところで比べるのもなんですが、水俣のかごやさんの縁巻の美しさ。
八郷の籠の、縁巻きの美しくなさ。
竹がもろいのは、土地のせい、それとも、竹を適期に切り出していなせい?
もう、八郷の落葉籠はこりごりです。八郷の籠として売っているけれど、製作者のSさんは、八郷には住んでいないという噂もあります。
今度は、落葉籠ではなく、針金が入っていて、使わないときは平らになる、布製の落ち葉入れを使うことにします。
あ~ぁ。
0 件のコメント:
コメントを投稿