2013年5月18日土曜日

頭の悪いハクビシン



イノシシにやられて、数年間やめていたジャガイモづくりを、上のたけさんがつくっているのを見て、昨年から再開しました。
昨年は材木置き場とキュウリネットの間につくって、無事収穫しました。
今年は、新しい場所ですが、畝を立てた方が芋が大きくなるので、畝を立ててみました。これがあだになったでしょうか、ハクビシンにやられてしまいました。
イノシシなら、もっとめちゃめちゃにするし、狸ならもっと上手に掘ります。


掘り返しているだけ、種イモは食べていません。


最初、掘り返したのは二、三株で、二列のうち、一列はほぼ無事でした。


ところがそれからも、毎日のように掘り返されます。
以前、収穫寸前に全部盗んだ動物がいましたが、それに比べれば頭の悪いことこの上なしです。今日掘ってだめなら、次の日に掘っても、だめに決まっているのに、止まりません。
何とか、土をかけて救えるのもあるけれど、救えないのもあります。


ポールを三本立てて、西側と北側の二面だけに水糸を張り巡らしてみました。もちろん二面が開いているので入ろうと思えば簡単ですが、こういう見えるような見えないような仕切りが苦手ではないかと思ったのです。とくにやってくる方向に張っておくと。

昨日見たら、西の糸がだらんと垂れていました。


なんと、水糸を噛み切っています。西から来ていたのです。しかも南の端、ちょっと回り込めば入れるところです。
そして、また掘っています。


せっかくできはじめたジャガイモの赤ちゃんは無事で、種イモも無事。では何のために掘るの?と、頭の悪いハクビシンに聞いてみたいものです。


いたちごっこという言葉があるけれど、これはハクビシンごっこ。私、ハクビシンと遊ぶほど暇じゃありません。


と言いつつ、昨日ストーブの灰を撒いてみたら、昨夜何も訪れた形跡がありませんでした。土をかぶせなおしたジャガイモも、元気にしています。

我が家はちょっと高いところにあるので大丈夫でしたが、 盆地の低いところに畑を借りているSくんは、4月と5月の遅霜で、せっかく育ったジャガイモを二度凍らせてしまい、今年は収穫が見込めないと言っていました。
遅霜とハクビシンのどちらがましか、どちらも困ったものです。


2 件のコメント:

  1. 今問題になっているのですね、
    栃木に友人がおりますが同じようなことを、
    家屋にも侵入しているとか。
    都内でも見られるそうですね。

    返信削除
  2. 昭ちゃん
    西から来ているとなると、篠竹を刈っていない、荒れた傾斜地からです。降りれば小川があって水を飲めて、登れば我が家です。
    私は彼らを見ないのに、いつも見られていると思うと、癪に障ります(笑)。
    そこには雉もいるのですが、卵を盗まれたりしないんでしょうかね?
    先日は近所でイタチを見ました。生きたイタチを見たのは子どものころ以来で、感動しました。殺虫剤や除草剤にも負けず、猫いらずにも負けず、生き延びていたんですね。

    返信削除