2013年5月11日土曜日

馨る五月


今の季節、水を張った田んぼが空を映しているせいか、どこもかしこも明るく輝いて見えます。


お行儀よく並んだ苗、逆さに映る筑波山。
カエルは鳴き、ツバメたちは飛び交っています。



4 件のコメント:

  1. 八郷は高齢者が多いといっていましたが、後継ぎも残っておられる町なのでしょうか。いつも記事を読んでて町が生きていると感じます。私の母の実家は、山も茶畑の田畑も手入れがされず、荒れ放題になっています。田があっても面度だからと伯父たちは50代から既にスーパーで米を買って食べているとのこと。家の修理もされずただ便利なように新しい物を追加し(風呂、トイレなど)建築の美しさも無くしています。町全体がそういった人が多いようでどんどん荒れていくばかりです。春さんの紹介されるこの八郷は、みな歳を重ねても丁寧に先祖からの家や山、田畑を守っているのでしょう、写真をみていると美しいです、生きています。住む人間の意識でこんなに違うのかと思います。

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  2. いい眺めですね、家内の実家は山の中なので
    子供たちは全部下り高齢者は亡くなり大きな家だけが残っています。
    家の中は畳が腐り竹が伸びていることでしょー 
     筑波はこの位置だと双頭には見えないのですね、
    懐かしいです。

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  3. hattoさん
    家の外観や田んぼには哲学を持った人がまだ多く残っていて、それが観光化された町並などとは違う美しさを保っています。私たちもその恩恵はたっぷり味わっています。
    ただ、内部には悲しいかな哲学がない(笑)。旧家はともかく、新築する時はせいぜい玄関の格天井あたりまではこだわりますが、後はどうしたらいいかわからない。大きなガラス戸にカーテンひらひらぶら下げたりします。やはり縁側をとって、半間か一間奥に障子を入れてもらいたいんですけれどね。そんな、こだわった家は、京都から大工を呼んで、数寄屋につくっていたりしています(笑)。農家づくりでも、ちょっとのことでおしゃれになったり武骨になったりするのに。
    でも、住んでいて本当に楽しいところです。

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  4. 昭ちゃん
    いい眺めでしょう。最近風があって水面にさざ波があったり、光の具合が反対でよく撮れなかったりしますが、どこにでも水に映った景色があって堪能しています。
    しかも水の冷たさで、田植えの時期もいっせいではないので、けっこう長く楽しめます。
    筑波山は我が家からは双頭です。この田んぼからもっと左へ行くと筑波山は首を傾げすぎて安定が悪くなります。でも、みんな自分のところからの姿が一番だと思っているのですよ。私もそう思っていますが(笑)。

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