目指すバラックはなかったのですが、ビルの一階と二階に、どうみてもアフガニスタン、パキスタンあたりのものが見え隠れしているお店がありました。
ドアが開きっぱなしになっていたので、準備中で人影もない店内に入ってみると、豪勢に絨毯を敷いたところに座るレストラン、室内のカウンターになった居酒屋、通りに開いた屋外の居酒屋などあり、店のあちこちには、南アジアの民具が溢れていました。
「あのお店はなんというビルに入ったんだろう?」
通りの向こう側からそのビルを見上げてみると、「PAO」と書いてありました。なんとつぶれるどころか、お店、キャラバンサライ・パオは大成功を収めて、バラックは九階建てになっていたのです。
パオのショウウインドーには、たくさんのパキスタンポットが飾ってありました。
パキスタンポットは知ってはいましたが、現代生産品ではあるし、どこででも買えるしと、特別惹かれたこともありませんでしたが、たくさん並んでいると、かわいいこと。
ある夕方、食べ物商売のはじまる前に訪ねてみました。
ポットは大きいのは赤だけ、小さいのは赤、白、モスグリ-ンの三色ありました。
白いポットも欲しいと思いましたが、注ぎ口が異常に太いので、赤だけにしました。
蓋を開けたところです。
蓋を開けても重みで倒れたりしない、姿もかわいい、よくできています。
蓋の留め方が、またいいのです。二股になった鋲を通して、端で広げて留めてあります。
たくさんあれば、かわいさ倍増、こんなに欲張ってしまいました。
大きい方で640円。一人用のティーポットとして、使えるでしょうか?
そのティーを飲むカップです。
手づくりなのに、カップは一個90円、十個買ったら一割引きのお安さ!
模様がついたの、無地の、買わなかったけれど青磁のもありました。
糸敷きもきれいなの、ごつごつしたの、でこぼこしたの、いろいろでした。
このカップは紅茶(チャイ)だけでなく、お酒も、お茶も、アイスクリームにも似合いそうです。
もっとも、せっかく入院したのだから、間食もお酒も当分口にしないつもりですが。
パキスタンのアフガニスタンとの国境のペシャワール、アフガニスタン側のカンダハルあたりは、もっとも行ってみたいところの一つです。
春さん東京に行きたくなりましたよー
返信削除東中野に先輩がいるのでお馴染みで大江戸線もあるし便利です。
楽しい道具いつも目を見張っております。
昭ちゃん
返信削除ちょっと行くには楽しいけれど、長居するところではありませんね。あのあたり、古い家が一軒つぶれると、真ん中に舗装道路をつくって、奥と両脇にコの字型に家を配置します。五軒から六軒てとこかな。というわけで、行き止まりの短い道ばかり、もうひしめき合って住んでいます。
やっぱり、いなかは、ええべぇ!草刈りが大変だけど(笑)。
春さん
返信削除東京は遊ぶところで住むところじゃーござんせん。
「♪東京砂漠♪♪」です。
群馬弁で「がんばんべー」20%の未練バイ。
昭ちゃん
返信削除んだ、んだ、ご同感です。