骨董市のKコレクションさんの店先に、桜のお皿が並んでいました。
なんだか可愛いお皿。
試しに値段を聞いてみたら、手の届くお値段にしてくださったので、いただいてしまいました。 一枚ワンコインちょっとです。
薄手で、ちらっと見には印判のようにも見えましたが、手描きで、模様が少しずつ違います。
新しい印判技術を取り入れるより、熟練の職人さんが手描きした方が早くて安上がりとばかり、ちゃっちゃとつくったお皿と見えて、肌が荒れたりしていていますが、絵は手慣れています。
裏にも桜の蕾が、と見ると、
左上の一枚は、描き忘れていました。
直径は115ミリです。
さっそくそうめんの薬味のモロヘイヤとオクラを盛ってみました。藍には緑の野菜がよく似合います。
アフリカの野菜であるモロヘイヤやオクラは、祖母の存命中にはまだ日本では見かけないものでした。アフリカ野菜を添えてそうめんを食べているなんて、お盆にあの世から帰って来たそうめん好きの祖母が見て、びっくりしたことでしょう。
惜しげなく使えて重宝している、似た大きさのお皿に、千鳥の小皿があります。
これはどこかからいっぱい出たとみえて、一時骨董市のいろんな店先でよく見かけたものです。
複数の人が描いたのか、お皿によって波も千鳥もずいぶん違っているものもあります。
裏は松。
直径120ミリで、桜のお皿よりちょっと高さがあります。
昔、いっぱい揃えるのには手ごろな値段だったろう日用雑器。
今も活躍していることを喜んでいるでしょうか?
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