それを見て、このあたり(茨城県)は米どころでもあるし、かつてはわら細工が盛んにつくられたんだろうなと思っていました。
そんなわら細工が、おおばさんの家に、いろいろありました。
祭祀の飾りだそうです。
なんとなくアイヌのイナウを彷彿とさせます。わら製ですが、けずりかけを真似てつくったものではないでしょうか?
草履も、ちらっと見えている蓑も、スゲではなくて稲わら製です。
宝船は、いろいろな形のものを、何度か見たことがあります。
結婚式などに使われたのでしょうか。俵も積んでいて、おめでたさ満載です。
鶴が二羽と亀です。
あまりよく撮れていませんが、ぱっと広げた鶴の羽も、竹ひごではなくわらでできています。
亀の尻尾は、稲穂です。
このエビをつくった方は、近くに住んでいらっしゃるそうです。
上がお師匠さん作、下はその方に習った生徒さんのつくったものだそうです。きれいに縄をなうのがたいへんなのに、生徒さんのつくった海老も、なかなか良くできています。
もうちょっと洗練されればいっそう美しくなるのにと思わせる、ちょっと泥臭いところが、稲わら細工の魅力です。
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