以前、息子一家が遊びに来たとき、三歳児のはなちゃんが、二階からこの車を持ってきました。
我が家に来たはなちゃんの楽しみの一つは、二階で、私の飾っているものを隅から隅まで眺めること、そして、気に入ったものを取ってもらって、それで遊ぶことです。
にこにこと二階から下りてきた、はなちゃんの手にした青い車を見て、
「誰がつくったんだ?」
と息子。
「きみでしょう」
と私。
「へぇぇ。なんなんだこの車は。へったくそ!はな、早く仕舞っておいで」
と、息子はてれながら言っていましたが、なかなかかわいい車です。
長男は小さい頃、絵を一枚描くにも、こだわってこだわって描きました。
でも次男は身体を動かしている方が好き、絵も工作もちゃっちゃとすませて、仕上がりなど気にしませんでした。そんなわけで、長男の描いた絵は捨てられず、たくさん残っているのですが、次男の描いたりつくったりしたもので残っているのはほんの少しです。
それを、ミニカーやチョロQの中からさがし出してくるなんて、やるね、はなちゃん!
かわいいミニカーです( ^^)捨てがたい魅力がありますね。
返信削除手作りのものが何でも良い訳ではないけど、モノづくりの立場にいると、時々、「なんでもない人の、何気ない遊び心」から生まれたモノ(特におもちゃ!)が、いとおしく思うときがあります。
物は違いますが…古い小さなお雛様と一緒に出てきた、豆や端切れやマッチ箱で拵えた五人囃子を、僕は捨てられませんでした。
topcatさん
返信削除ありがとう♪でも、彼がつくったもの、ずいぶん捨てちゃったんですよ(笑)。
豆でできた五人囃子、素敵ですね。それは捨てられないでしょう。渡辺一枝さんの、『ひなまつり』という本があります。彼女がつくったお雛様がいっぱい。大豆などでつくっているのですが、それはそれは可愛いですよ!