2014年3月1日土曜日

願満の鯛


「願満の鯛」とは、なかなか印象的な名前です。
千葉県鴨川市小湊の誕生寺の授与品の張り子です。
小湊には一度も行ったことがありませんが、鯛に「あやかり鯛」町で、 町じゅう鯛だらけらしいので、今年こそ行ってみたいところです。


この願満の鯛も町おこし、お寺おこしの一環でしょうか。古い郷土玩具の本には見かけませんので、比較的新しいものだと思われますが、なかなかのものです。
樹脂性などではなく、張り子であるところが素敵です。


鯛の片目は黒々と塗られていますが、もう一方の目は白いまま、願いがかなったときに目を入れるようになっています。

大きさもいろいろあるらしい。張り子だけでなく土鈴もあるらしい。
このあたりから外房はなかなか遠いのですが、ぜひ行ってみなくてはなりません。

誕生寺の近くの妙の浦は浅瀬ですが、鯛が群生しています。地元の人たちは日蓮上人のお使いということでその鯛を食べないのですが、浅瀬に鯛が群生するというのは、いずれにしても珍しいことのようです。



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