従妹同士？

顔が白塗りのマトリョーシカです。
腕も描いてなくて、服に模様もなくて、あっさりした模様のプラトークだけが地味さを補っています。
でも、お顔を見て、ぴーんときました。

キーロフの麦わらマトリョーシカと、雰囲気がそっくりです。

この小さい娘たちの髪の毛は、麦わらもそうでない方も、なぜか端だけに黒い線が入っていて、真ん中の方には線がありません。
きっと、キーロフの同じ工場でつくられたものでしょう。

一番大きい娘は中間色の地味な衣装を着た上、唇が薄桃色でさらに地味な印象を与えていますが、小さい娘たちはカラフルな元気色です。

一番大きい娘の唇の色がせめて赤だったら、もっと華やかな雰囲気が漂ったかもしれません。
たぶん、五つセットだったもの、一番小さい娘が失われています。