棟上げはどうなるかと思っていたら、陽がさしてきて、お天気雨になり、やがてやみました。
大工さんたちが来てくれて、まず測量です。
今回の基礎コンクリートは、家を建てるときのようにつながったものではなく、独立基礎があちこちに、点在しています。基礎をつくるとき、位置や高さを細心の注意を払って決めたつもりでしたが、うちの測量機が、測量棒を立てて目でメモリを読むマニュアルのこともあり、ちょっと平行がずれたり、距離が長かったり、少し高かったり、いろんなことになっていました。
そんな基礎に、柱を立て、梁を渡していくので、大工さんたちはコンピュータ内臓の測量機で計りなおして位置を決め、芯を出すのです。高さは、建てたあと調節します。
母屋のときは、最大誤差が5ミリしかありませんでしたが、今回は15ミリずれていました。
さて、耐震テストで、筋交いを入れない建物がもろく崩れて、入れると強度が増すというのをテレビで見たことがあります。
でも、きちんと組んでつくれば、筋交いを入れないでもびくともしません。あまりにもピタッと収まるので、組むのに苦労するほどです。
門のところの木組が、やっと収まりました!
立てては組みにくいので、もう一方は、寝かせたまま組んでから立てました。
柱がほとんど立ちました。
コンクリートの一本柱にも、梁が乗ります。
いよいよ、門の出し桁。
すどうさんは、細い梁の上をすいすい歩きます。腰をかがめてしゃがんで、下からの重い桁を受け取ったりもしています。
門の形が見えてきました。
旋盤でもパスで測る名人芸・医療器具すべてがデジタル化して
返信削除驚きです。
スカイツリーでも10センチの鋼板を曲げるろローラーで、
ボンテンが見えますね。
昭ちゃん
返信削除コンピュータ搭載の測量機は値段が張ることもありますが、手に入れても使いこなせたかどうか、疑問です。
ところで、全部組みあがりましたが、基礎の高さの関係で、柱の高さがまちまち、梁がぎくしゃくして、いま大工さんが一本一本修正してくれています。大工さんはたいへん、私なら頭の中がパニックになりそうです。