昨年の夏、面白いものを発見しました。
雨どいとしてつくってあるコンクリートに、夕日が屋根の
影を落として、光と影がうろこ状になっていました。
まるでマヤのチチェン・イッツァの遺跡に、一年に二度だけ降臨する、ククルカン神(蛇の形をした神)が現れたかのようでした。
私が、大騒ぎしていたら、
「瓦屋根の影が雨どい垂直に写っているということは、陽が斜めに沈んだとしても、瓦屋根と並ぶとき影を落とすから、しばらくは毎日見えるんじゃないか」
と夫は言いました。
わかったような、わからないような、でもそれ以来、私は雨といに現れるククルカンを見たことはありませんでした。
ところが一昨日、夫が朝日を受けてククルカンになっている雨どいの、反対側からの写真を撮りました。
夏至に近いこの時期、ククルカンを毎日見ることができるのかどうか、見たいのですが、今朝も雨が降っています。
春姐さんさすが発想が素晴らしいバイ
返信削除巨大な蛇もありますね。
どうしてこんな文化を残した人類が滅亡してしまうのでしょー
インカのマチュ・ピチュはスペイン軍が知らなかったので
破壊から免れたとか、
エジブト・グァテマラ・メキシコ・ペルー・レバノンと
巨大建造物は謎が多いっちゃ。(九州弁で)
昭ちゃん
返信削除私の夫は、アメリカ大陸に住んでいた人たちを「輪の文化」、征服者たちを「直線の文化」と呼んでいます。あるいは、「風船の文化」と「槍の文化」とも呼んでいて、もともと、みんなで仲良くしようとしている人の中に入ってきて、槍を突き付ければ、必ず風船が負けて槍が勝つというわけです。マヤやインカなどの大社会も滅びましたが、たくさんの移動民(ノマド)たちの小社会も、何千年も続いてきた生活を捨てざるを得ませんでしたね。
それにしても、南米のククルカン、東南アジアのナーガ、どちらも竜ではなくて蛇なのが面白いです。もっとも、蛇と竜の中間くらいなのかな。
マヤのククルカンは、天文学者たちによって計算し尽くされて、劇的に現れますが、我が家の「ククルカンもどき」はまったく予期ししてなかったのに、勝手に降臨されました(笑)。
素晴らしい発見ですよ
返信削除眺めながら一杯ですね。
昭ちゃん
返信削除夕方は眺めながら一杯ですが、朝方は...(笑)。
横の線が縦の線になる、ところに丁度柱があって、ふしぎ模様が綺麗ですね。昨夜寝る前にブログを見ました。今朝、以前に読んだマヤの遺跡の本を引っ張り出しました。こちらは2学期が終わり2週間の冬休みに入りましたので休みが明けたらまた読んでみようと思っています。この本では、ククルカンは竜蛇になっています。
返信削除Bluemoonさん
返信削除そうですね。ククルカンもナーガも、竜と蛇のあいの子ですね。ククルカンは羽も生えているし。
夫は、大洋が斜めに横切っても、一瞬は瓦の真上に来ることがあるので、陽が真西より北から上って北に沈む夏至から当時までの間には何度も可能性があるはずと言いますが、どうでしょう。朝も蛇が現れるとは思っていませんでした。
その雨どい、まだ肝心の屋根にといをつけてなくて、いまだに無用の長物となっていますが、ククルカンもどきが現れるだけで良しとします。