ふぢこさんから、手づくりのろうそくをいただきました。
フィンランドあたりのものだそうです。
まず芯をつくり、それを溶かした蝋に浸し、付着した蝋を乾かしてはまた浸し、を繰り返して太くしながらつくったものです。
とんがり帽子をかぶった小人に見立てているのか、顔が描いてありました。
西欧の手づくりろうそくを見たのは、もしかしたら初めてかもしれません。
『ターシャ・テューダー手作りの世界、暖炉の火のそばで』(1996)より |
この写真は、ターシャ・テューダーが一年分のろうそくをつくっているところです。
材料も製法も違う、和ろうそくです。
和ろうそくには、何種類かのつくり方があるようですが、これは木型を使ってつくってあります。
赤いろうそくも中は白です。白いろうそくをつくってから、赤い蝋の液に浸すのでしょうか。
和ろうそくの原料はハゼの実、西欧ろうそくの原料は元々は蜜ろうや樹脂ですが、今はパラフィンを使うようです。
遅ればせながら、おめでとうございます
返信削除今年も宜しくお願い致します。
ハゼの葉の真っ赤な色目を引きますが実はろうそくの
原料と知って不思議な感じがしました。
筑後地方でまだ作っている?もうないかしら~
ミツロウは子供達のクレヨンに買った記憶があります^^
ろうそくに顔、可愛いですね~
あかずきんさん
返信削除こちらこそ、よろしくお願いします。
昔の人は、どんな木から樹脂が採れて、いい明かりがつくれるか、必死でいろいろ試してみたのだと思われます。ハゼが入ってくる前は漆の実からつくっていたそうです。
ろうそくは、お寺の必需品ですが、東南アジアでは、お皿などに樹脂を入れて、芯を入れておいて燃やす灯明の方が、家庭では一般的でした。
日本でも、かつては行灯なんかそちらの方が多かったのかもしれませんね。漆の実にしろ、ハゼの実にしろ、私はかぶれてしまうので、明かりづくりには、まったくの役立たずです(笑)。