2018年3月6日火曜日

掃除

日ごろから、お客さんがあるからといって、特別に掃除することはありません。
といっても、いつも隅々まで掃除が行き届いているというわけではなくて、
「あれは何ですか?」
とお客さんに訊かれて、予期しなかったものを久しぶりに手に取ると、埃だらけで恥をかくこともあります。

ところが、息子が来るとなると、大掃除しなくてはなりません。
息子は親孝行なことに埃アレルギーで、埃があると鼻水が出たり、夜くしゃみが止まらなかったりするからです。
普通に暮らしていると、隅々まで気をつけて見ているわけではないので、汚れているところを見逃すことがあります。


暗くて、汚れているかどうか、よく見えないところは、もう一人の息子がくれた充電式ライトを灯すと、埃が浮かび上がってきます。
写真は、日ごろは薄暗い便器の横を、ライトで照らしているところです。
 

気合を入れて掃除しても、掃除しきれないところがあるのは、私だけでしょうか。
もう20年以上前になりますが、元同僚のH.Kさんの家をお訪ねした時、アルミサッシのレールの隅々まで、埃一つないのに驚いたことがありました。
サッシは掃除しにくいもの、どこの家のも汚れていて当たり前と思っていたのに、ぴっかぴか。こんなことができるのかと、いたく感心しましたが、わが身に置き換えてみると、なかなかそうはいきません。
たとえばこの窓枠、どう開けても重なっている部分があり、手が届かないので、これが掃除の限界です。


我が家には、埃がたまりやすい場所がたくさんあります。
照明器具の上、木の枠の上、コンクリートの上などなど普段忘れていますが、息子が来るとなると、思い出します。
それでも、掃除しているうち、どこまできれいになるか、どんどんおもしろくなってきます。


種などを入れているシャーレは、置いている場所の関係でいつも逆光になって、ガラスの表面の汚れが目立つので、わりとまめに拭いています。
 

でも、汚れの目立たない台まで、毎回念入りに掃除しているわけではありません。


すっかりきれいになったと満足したところで、しまった、歯医者さんの予約を一時間半も過ぎていることに気がつきました。
「あちゃぁぁ」
慌てて電話しました。
「今から行ってもいいでしょうか」
「ダメです。16日の二時半からだとお取りできますが」
と、十日後の新しい予約を取り直さなくてはなりませんでした。
 

掃除が楽しくできたのはよかったけれど、歯医者さんを逃したのは残念でした。
何かに夢中になると忘れてしまうので、午後ではなくて朝一番で予約を入れてもらっていたのが、裏目に出てしまいました。
やれやれ。





3 件のコメント:

  1. あかずきん2018年3月6日 17:39

    我が家の娘もアレルギーです、本人も心得たもので99%色々カットなマスク
    を装着してやって来ます、ごもっともな出で立ちですが・・・💦
    扉を開けた瞬間その姿が立っていると何とも心が折れそうに・・・笑
    適度な来客はずぼらな私には必須かもですね~

    写真の種?素敵ですね~
    白いアオイガイみたいな種は何でしょう?

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  2. あかずきんさん
    ご同様でしたね。来るといっても年数回ですから、大掃除の動機づけとしてはいい存在です。前は朝起きて、「梁の上を掃除していなかっただろう?」なんて、指摘されていました(笑)。自分の家も整理整頓しているみたいだし、いいんじゃないでしょうか(^^♪

    アオイガイみたいなのって、渦を巻いたやつですか?あれはずっと前に、タイの海の傍に住んでいる友人が日本に来るとき、「お土産は何がいい?」と訊くので、「あなたの浜で拾ったものがいい」と言ったら拾ってきてくれたものです。サザエの蓋みたいなものだけど、長径が72mmもある、ずしりと重いものです。さぞかし大きな巻貝だったんでしょうね。

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  3. あかずきんさん
    そうそう、そういえばあかずきんさんのブログに、しばらく前からコメントできないでいます。紅皿にもやってみたのですが、エラーが出て送れませんでした。また、ボチボチやってみます。紅皿、可愛いですね(^^♪

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