2020年5月8日金曜日

蘇る犬走り

母屋の完成当時、軒下(犬走り)にはタマリュウを植えていました。
ところが、地下に這わした、パイプで水を少しずつ供給するスプリンクラーがうまく働かず、たまに思い出して水を遣っていましたが、タマリュウはだんだん元気がなくなり、すっかり枯れ果てていました。そして、乾燥していて、雨も当たらないと知ったウスバカゲロウの幼虫が、あちこちにアリジゴクをつくっていました。
先月、夫がそのスプリンクラーをなおしました。そして、タマリュウを植え直すと言います。
「アリジゴクはどうなるの?」
「また、いいところを見つけるだろう」
「そうかなぁ」
と言いつつも、スプリンクラーは稼働し、タマリュウを植えることにしました。


ほぼ植え終わって最後のあたりを見ると、スプリンクラーの水が届かないのか、一部でアリジゴクがまだ頑張っていました。
こんなのを見ると、仏心が出そうになってしまいます。


でも、いただいてきたタマリュウもあと少し残っているし、ここだけ放っておくわけにもいきません。
と、心を鬼にして、植えてしまいました。


タマリュウはこれから、みっしりと茂ってくれるはずです。
スプリンクラーが充分でないと見れば、今度は水遣りも怠らずにやろうと思います。


アリジゴクは、どこへ移動するでしょう?
我が家でアリジゴクが増殖できる場所は、少なくなってしまいましたが、今までの彼らの行動を見れば、どこかに新天地を見つけるに違いありません。







2 件のコメント:

  1. 今頃、いい場所探して旅していますかね~。

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  2. hiyocoさん
    一番最初にアリジゴクを見たのはビニールハウスの仮設作業場の中でした。雨は当たらないし、おがくずなどはたまるしで、けっこう楽しく暮らしていました。
    それを取り壊したころからか、ちょうど軒下のタマリュウも枯れていい具合に乾燥してきて、最初は少しだったのに、昨年くらいからは軒下全部がアリジゴク、超過密の大都会でした(笑)。
    家を追われて、今頃どうしているかなぁ。
    ウスバカゲロウになっても一日しか生きられないんでしたっけ?それでは、とても隣まで飛んで行けませんね。今の作業場はアスファルトだし、ちょっと考えても、移住するいい場所がありません。
    hiyocoさんの家のヤドカリたちとは状況が違うけれど、住宅難に遭遇していることは間違いないでしょうね。

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