昨日は、集熱箱を置くための材木を用意しました。
出来上がり図がいま一つ呑み込めてないし、過不足なく材料が揃えられたかどうかと、並べてみることにしました。まず、瓦棒10本です。本当はもっと広げて置くのですが、場所の関係で詰めています。この上に金属の枠が乗り、枠の間に9枚のガラスが乗ります。
両端だけが長くて、あとの瓦棒が短いのは、上部で空気を横に動かすためです。
瓦棒の間に通気垂木が1本入ると思っていましたが、最近送られてきた図面を見ると、真ん中に太いのが1本、その間に細いのが2本、合計3本入るようです。聞いてなかったなぁ。
まず、細い通気垂木を並べてみます。
実際は、幅が880ミリあるガラスの下に置いた薄い鉄板の箱(どぶ板)の下の空間を、3本の通気垂木で4等分する形になります。
次に、瓦棒の上に芯木を置いてみます。
芯木の上に金属の枠を取りつけるので、芯木は長くします。
これがいただいた図面、太い通気垂木(という名称かどうか不明)はどうして太いのか、その上に薄っすら線が見えるのだけれど、ここにも芯木を乗せるのか乗せないのか、乗せるとしたらどぶ板の上に乗せるのか?
はっきり理解していませんが、まだ急がないことなので、今回はつくらないことにしました。
太い通気垂木は、切り端を利用して、継ぐことにしました。上からの重さ(しかもどぶ板だけの重さ)を受けるだけなので、問題はないでしょう。
縦方向の材はこれで全部です。結構な数になりました。
次は、上端と下端の横材をつくらなくてはなりません。
測量して防水シートの上に、これらの材木を設置する位置の印をつけるのは、晴れてからです。
縦方向の材はこれで全部です。結構な数になりました。
次は、上端と下端の横材をつくらなくてはなりません。
測量して防水シートの上に、これらの材木を設置する位置の印をつけるのは、晴れてからです。
「垂木の間に集熱箱を置いて、その下に空気を通して温める」このわかりやすい仕組みなのに、
返信削除工作はうんと難しいんですね。勉強になります。
太い通気垂木の上に薄っすら線っていうのは、ピンクの蛍光ペンの際ではなく???
あるいは、下書き線では???と無責任に妄想してみました。
集熱するということは、古来から行われてきたことだと思うのですが、現代の生活においては、
そういうことが、どんどん失われているように思います。
いつか、布団とシーツを、八郷の大空の下でカラっとさせるのを実現させます♪
akemifさん
返信削除私が勘違いしていました。
どぶ板と呼ばれる鉄の箱、市販の鉄板が三六だろうから、幅がガラスと同じに3寸だろうと思っていたら、半本の1寸5分でした。というわけで、私が「太い通気垂木」と呼んだのは「瓦棒」で(名称はどうでもいいんだけれど、笑)、やはり上に芯木が乗る、つまり芯木をあと9本つくらねばならないというわけでした。
今日は下端を決めたので、これから取り付けられますが、残念ながらまた降るのかな?
夢中でやっていると、写真を撮るのは忘れてしまいます(笑)。
芯木…初めて聞きました。試験には出ません笑
返信削除集熱箱やその関連木工事は設備屋がやることが多いのでしょうか。なんか、凄くマニアックな感じですね。
春さんにピッタリなお仕事では!♪
今、霞ヶ関あたりで住宅の省エネ基準の義務化で大騒ぎになってるんですが、何より現場で自然エネで省エネを達成するための努力をされていることに深く尊敬です。
akemifさん
返信削除そうそう、経験のある設備屋さんなら、鼻歌交じりでできることなのでしょうね。とくに屋根がガルバリウムなら。
屋根が瓦というところでその取り合いが難しくなっています。でも、できたら「やっぱり瓦でよかったということになるのでしょうね。
まぁ、京都で学んだ、優秀な瓦屋さんあってのことです。
京都で学んだ?のですか?
返信削除太陽光による発電パネル、あるいは集熱パネルが益々載るようになるのだと思いますが、それでもカッコいい屋根が増えるといいと思います。
akemifさん
返信削除そうなんです。とても優秀な瓦屋さんで、京都時代の仲間も多く、一緒にやっていらっしゃいます。
水戸の古い建物群の改修、お寺の屋根の改修、築地塀の再建など、一手に引き受けていらっしゃいます。復元土蔵の屋根など、当時の瓦が手に入らないものは、ご自分の家の窯で焼いていらっしゃいます。
http://koharu2009.blogspot.com/2016/03/blog-post_7.html
淡路島でいぶし瓦を焼いている方も若い方、彼もとても研究熱心な方です。