2022年9月19日月曜日

骨董市の戦利品

M+MのMちゃんと骨董市に行きました。
おもちゃ骨董のさわださんが持っていた、Made in Occupied Japanのセルロイドの赤ちゃん人形がかわいかった!でも、これ以上セルロイド人形を持ってどうすると、思いとどまりました(値段で思いとどまっているとも言えます)。
次は水屋さん(本当はうっちゃん)へ。この日はバリやインドなどの猫をいっぱい持っていました。どこからか、まとめて出てきたのでしょう。


そんな水屋さんから、張り子の招き猫を手に入れました。まるで竈猫のような汚れたような色ですが、水色の目ぢからが素敵です。
底に貼られていた、持ち主が貼ったとみられるラベルの制作者名を頼りに探してみたら、なんと見つかった画像が、この招き猫そのものでした。手描きの筆のかすれ具合まで一緒なので、間違いなく同じものです。
元の持ち主は、山梨県で2018年に、作者も在廊していたギャラリーで買われたものの、4年ほどで手放されたようです。


うちに来たからといって、よかったかどうかはともかく、竈猫にもお仲間がいて寂しくないことは確かです。

Mちゃんは、水屋さんで四角い古伊万里の小鉢5枚組を買いました。
呉須の色も模様も素敵で、どれも金継ぎや銀継ぎがしてあって、全部で1枚のお皿を金継ぎしてもらうより安いくらいのお値段、超お買い得でした!

いつも目の保養をさせてもらっていたMKさんの店には、ヴェトナムのバチャン製の水中の生物などを描いた大鉢があり、Mちゃんが購入しました。
以前は、高価な江戸や明治の焼きものしか扱ってなくて、目の保養だけさせてもらっていましたが、今は安いものも扱っていて、バチャンのような掘り出しもの(500円)もあります。


まことさんのお店では、珍しい顔の犬張り子と木の鳩笛を買いました。


犬張り子はとっても小さいものです。


犬張り子というものは猫みたいな顔をしているのが定番で、犬顔をしている犬張り子に逢ったのは初めてでしょうか。


小さな鳩笛は、鳩胸でかわいいものでした。


ただ、鳩なのに「ほーほー」とは鳴かず、「ぴーぴー」と鳴きます。








 

4 件のコメント:

  1. 居ますね沢山の犬張子。籠かぶり犬も。おもちゃ美術館では、何故籠を被っているのかを解説する事があるのですが、諸説ある様ですが。
    確かに、猫顔ばかりです。

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  2. reiさん
    ここは小さい犬張り子のいるところ、もう少し大きめなのは別の棚にいます(^^♪
    籠かぶりは竹の下に犬という状態、竹の下に犬と書くと笑うという字になるというものでしょう?
    学生時代に、芝のあたりの神社で初めて素朴な籠かぶり犬を見た時は、感動したものでした。神社にそんなものがあるなんて、想像もしてなかったから(笑)。
    今も、東京の神社では犬張り子を授与しているところがたくさんありますが、どこも似た犬張り子で(同じ場所でつくられているのかな?)、手仕事だから当たり前だけど高価、積極的に集める気はありませんが、骨董市などで見かけてときおり買っていたら、集まってきました。
    昔はデパートで赤ちゃん用品売り場などで、背中にでんでん太鼓などを乗せた大きめの犬張り子をよく見た気がしますが、もう消えてしまったのかな?

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  3. 他説は、子供の疳の虫をざるですくう「虫封じ」のおまじないだったとか、ざるは水を通すので鼻詰まりが治る様にとの願いから子供の上に吊るしたとか・・・。ざるの上に紐が付いていて吊り下げられる様なものもあります。でんでん大鼓の犬張り子居ますね。

    でんでん太鼓と言えば、春さんもご存知とは思いますが、アフリカにも同様のでんでん太鼓のおもちゃ(楽器?)があって、太鼓にはシマウマなどの絵が書いてあります。日本の太鼓は和紙ですが、アフリカの太鼓には動物の皮が張られています。

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  4. reiさん
    赤もの同様、張り子犬は子どもの健康と幸せを目いっぱい願ったものだったのですね。
    おもちゃが、そんな願いや信仰から生まれているのが、とても面白いです。

    アフリカで、空き缶などに動物の皮を張った太鼓は見かけましたがでんでん太鼓は残念ながら見ていません。日本のでんでん太鼓は中国から来たものか、中国や韓国にそっくりのものがありますが、ネパールでは土でできたでんでん太鼓(http://koharu2009.blogspot.com/2011/02/blog-post_08.html)を見ました。

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