エチオピアのミルク入れが、湿気でカビていましたが、以前は毎年カビていた、バングラデシュのヨーグルト入れは、いまでは全くカビません。
かつては、素焼きのヨーグルト入れを2つ持っていました。
大切にしていたのに、大きい方は2011年3月の地震で失われてしまいました。
ところで、ネットでバングラデシュのヨーグルトを検索したら、『The Daily Star』(イギリスの新聞?)の、昨日2022年10月1日号に、バングラデシュのバリサル郡の郡都から30キロ離れたグルナディのヨーグルトづくりの記事が掲載されていました。
グルナディでのヨーグルトづくりには70年ほどの歴史があり、何軒ものヨーグルト屋さんがヨーグルトをつくっています。全体では生乳を7.4トン使って、1日にヨーグルトを3.7トンも生産していたそうです。
しかし、新型コロナが蔓延して、今年の3月から5月まで約2か月のロックダウンが実施され、その間は売ることができず、生産が落ち込んでいました。
でも、これからはそれを取り戻そうと、みんなで頑張っているという記事でした。
バングラデシュのヨーグルトの容器は、素焼であることが共通ですが、いろいろな形があるようです。
ダッカで売られているヨーグルトの容器は、グルナディのものに似ています。
グルナディからダッカまで売りに行っているのでしょうか?
上が広がった形の容器。
平べったい形の容器。
口がつぼまった形の丸い容器。
同じく、丸い容器。
どれも、素焼きの壺の美しさだけでなく、ヨーグルトの美しさにうっとりしてしまいます。
生乳でつくったヨーグルトは、すごくおいしいのです。
バングラデシュのヨーグルトは「ドイ」と言います。
またいつか、ドイを食べられる日が来るでしょうか?
ところで、バングラデシュの写真を見ると、みんな寒そうにしていて、暖かい服を着ているので思い出しました。
カンボジアにいたとき、カンボジア人スタッフや農民の方たちを連れてバングラデシュにスタディーツアーに行ったのですが、事前に同僚のナリンから、バングラデシュは寒くないかと訊かれました。
「寒くないよ、熱帯だから」
と答えたのですが、1月ごろだったか、行ってみると特に朝晩が寒くて眠れないほどでした。早速農民の方たちにはセーターの古着を買って着てもらったのですが、スタッフたちはちゃんと暖かいウインドブレーカーなどを持って来ていて問題がない、一番寒い思いをしたのは私でした。
バングラデシュはプノンペンより緯度が高いので冬は寒く、ほぼ寒い季節のないプノンペンに暮らしていて、忘れてしまっていた感覚でした。
おはようございます。
返信削除素敵な容器のヨーグルトですね。味わいも格別なように見えてきます(^^)。
この容器は回収はしないのですね?
それから写真を見ると、ヨーグルトは生乳を一度煮出すのですか?それから作るのですか?
そういえば、以前牛乳にヨーグルト種を入れて作るときに低温殺菌牛乳を使ったらうまくできなかったことを思い出しましたが。
素焼きの容器が素敵です!私もこの容器、食べた後どうするのかしらと思いましたが、リンク先にヨーグルト売りの人が引き取ってくれると書いてありました(笑)。
返信削除リンク先のパレスチナ人のヨーグルトの容器はずいぶん細長くてすぐ倒れそうですが、大丈夫なんですか?旅先で重たい壺を買ってしまったり、「そんなものが欲しいの?」と現地の人に言われてしまう春さんに爆笑でした。
karatさん
返信削除その地域を回ってくる人が決まっていて、器は回収します。一番最初の写真、器に文字が書いてあるのが見えますが、よその容器と見分けるためのものだと思います。
もっとも、私はその返さなくてはならない容器を貰ってきてしまいましたが。
斜め読みしたのですが、乳を煮てバターをつくったあとヨーグルトをつくったと新聞に書いてあったような。確かに低温殺菌牛乳ではヨーグルトはできませんね。
hiyocoさん
返信削除20年前は容器は使いまわしが当たり前でしたが、最近の写真でも使われているので、今でも健在なのでしょうね。素敵なことです。
パレスチナのヨーグルト壺は地面に突き刺して使うので、底がとがっている方が便利だったようです。その昔、平らな床が少なかったところでは、底が丸かったり尖っている方がずっと安定感があったようです。
あのヨーグルト壺は、倒れやすいので鉄作家の友人に支えをつくってもらいました。「できたので、これから持って行く」と連絡があった日に、「落として割ってしまった」という連絡がありました。
それから数か月、彼の責任で壺を銀継ぎして持って来てくれて、壺の支えはただにすると言われたのですがそうはいかないので、最初に予定してた金額の半額払いました。彼としては足が出たかもしれない、たいへんな事件でした(笑)。
その記事がどこかにあるはずですが、検索しても出て来ません。あまり出て来たくないのかもしれません(笑)。
hiyocoさん
返信削除そう言えば、ヨーグルト容器を貰ったのでパレスチナの事務所に、「捨てて」と置いてきた重い水入れが、買ってから10年以上経って、ラマッラの事務所をエルサレムに移転したときだったか、誰かが重いのに東京まで運んでくれて、「あるから取りにきて」と連絡を貰い、取りに行きました。
今でも庭で雨に打たれながらも割れないで健在です(笑)。
水入れは時間を駆けて八郷に辿り着いたのですね。しつこく春さんを追いかけて(笑)。
返信削除なるほど、パレスチナのヨーグルト壺は地面に突き刺すのですね!鉄の支えの写真ありましたよ。
http://koharu2009.blogspot.com/2012/08/blog-post_13.html
なるほど…。ありがとうございます。
返信削除hiyocoさん
返信削除すごい!私が検索しても、どうしても見つからなかったのに!(笑)。
ところで、壺が割れてしまったことを一言も書いてないですね(偉い!というか、今日ばらしてしまったので偉くない、笑)。せっかくつくってもらったのにと、気を使ったのでしょうか?
銀継ぎは目立たなくて、今ちょっと見てみましたが、割れているなんてちょっと見には誰も気づきません。
ただ、「鉄仕事」に写真がある椅子ですが、前に傾いたので直してくれると持って行ったきり、はや5、6年経ちました。彼は制作をやめて、「山をつくる」とか言って製材所で働くようになってしまったし、私の椅子はどうなるのでしょうね?
karatさん
返信削除このヨーグルト、ドイ、絶対気に入ります(^^♪
バングラは何でもおいしいけれど。