1月から息子一家は新居で暮らしています。
未完のところもいっぱいありますが、お手洗い、台所、お風呂場、洗濯機など使えます。ただ、お風呂場はコンクリートを打っていて排水もできるというだけで、タイルを貼って仕上げていません。それでも使えているのですが、いつまでもそのままにしておくことができないので、先週から苦手な左官仕事をしています。
コンクリートでだいたいの形をつくってから風呂桶を収めた(底で配管するのが大変だった!)ので、洗い場の床と風呂桶の間には、隙間(風呂桶の手前)ができています。
ぽっかりと線状に開いた深い穴。水はその穴に落ちても排水できるのですが、洗い場を仕上げるためにはそこを塞がなくてはなりません。塞がないと、コンクリートがポタポタと下に落ちてしまいます。そこで、その溝にL字形のアルミアングルを置いて、その上からモルタル仕上げします。長さは約120センチです。
たった1本だからと、アルミアングルをグラインダーで切ろうとしたら、グラインダーが飛び跳ねて、しゃきしゃき切れません。
そこで、久しぶりに金属カッターを引っ張り出しました。重い道具は滑車をつけた台に乗せて収納しているので、簡単に引き出せます。
そして、簡単に切れました。
まず、コンクリート(セメント+砂+砂利)を練って洗い場の床と、風呂桶の袖の低いところを少し高くします。
風呂桶の袖は、風呂桶を設置するために一部欠いています。また、袖と風呂桶との間にも隙間があるので、適当な石を拾ってきて、隙間を埋めました。
コンクリートの上にモルタル(セメント+砂)仕上げして、上面と側面を整えました。
タイルが風呂桶の縁の下に入るので、その高さ分、風呂桶の縁と袖との間に隙間を開けておかなくてはなりません。
ちょっと隙間が小さすぎて、せっかくのモルタルを削るといったバカなこともしました。
水道のカランがあるところは入り組んでいて、コンクリート+モルタル工事も面倒だけど、タイルを貼るときは、タイルを複雑に切らなくてはならないので、手間がかかりそうです。
ここも、何とかモルタルで仕上げました。
それにしても立ち上がり部分が多い風呂場です。
できあがると、ものを置く場所がいっぱいあって、使い勝手がよさそうですが、タイルを貼る場所が多すぎます。
タイルを貼る要員は、いまのところ左官工事が苦手なこの私しか見あたりません。両膝が人工関節の夫は狭い場所で立ったり座ったりはなかなか難しいし、台所のタイル張りを息子一家に任せたら、着手してから半年も経つのに、まだ目地を詰め終わっていません。
今日からはじめますが、タイルの切断は夫がやってくれます。
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