秋晴れの一日、益子の秋の陶器市に行ってきました。
いつもはこの通りも閑散として(失礼!)いますが、陶器市の時はあふれんばかりの人、人です。
白兵衛さんは孤軍奮闘、ご自分の作品の前でそば粉に水を打ち、混ぜてこねます。
蕎麦が打ちあがるのを待っている間に小耳にはさんだのは、やはりお蕎麦を待っていた女性が、東京から観光バスで来て、到着後は5時間の自由時間を過ごし、そしてまたバスで帰るツアーの参加者ということでした。
5時間あればたっぷり楽しめますが、それでも隅から隅までのぞくのは無理でしょう。それほどたくさんの店が、路地という路地、空き地という空き地にびっしり出ています。
陶芸家の顔と大工さんの顔は知っているけれど、土練りで鍛えた腕で、わしわしと蕎麦粉を練り、あっというまに力強いお蕎麦をつくりました。呼び込みの人も含めて4人体制でしたが、他の人は給仕(死語?)したり、洗いものをするだけ、お蕎麦を茹でるのも白兵衛さんでした。
もちろん、場所を借りての陶器市限定のお蕎麦屋さんです。
6人座れるカウンターも、お皿、蕎麦猪口、蕎麦湯入れ、箸置きもすべて白兵衛さんの手づくり、もしかしたら、竹のせいろも薬味入れ(緑がきれいだった薬味はもう、蕎麦猪口の中)も手づくりかもしれません。
打ちたて、茹でたてのお蕎麦は美味でした。
さて、今回の目当ては、kuskusさんの動物貯金箱シリーズのオオカミくんを手に入れることでした。
kuskusさんのブログより |
動物貯金箱には、ワニ、ヤギ、鶏、カバなどなどいろいろいますが、歯を見せているのはオオカミくんだけです。
kuskusブルーの服を着たオオカミくん、性格は良さそうです。
貯金箱は写真で見る感じより大きいもので、これいっぱいに500円玉を貯金したら、アフリカ旅行ができるほどの大きさです。
さて、O.Eさんの店をのぞいての帰り道、海老を飾っている店を見つけました。
その昔、kuskusさんからもらった、お正月飾りにつける土の海老です。思わずお店の女性に、
「これ、あなたのお父さんがつくられたのですか?」
と、訊いてしまいました。
「そうです」
もっと買えばよかったかなぁ、春の陶器市で、また出逢うことができるでしょうか?
貯金箱の動物会議、可愛いですね!なにを話し合ってるんですかね、予算会議?消費税増税について?はたまた動物愛護基金で誰が稼ぎ頭か?笑
返信削除kuskusさんのオブジェ、集会棟の南の部屋の窓際にいた子達もそうですか?
Akemi Fujimaさん
返信削除正解です!集会棟の二階に並んでいた子も、庭に座ったり、金魚鉢の縁に腰かけたりしてているのもkuskusさんのものです。
いつか、kuskus家にお連れしましょう。八郷内にお住まいです。kuskus家ではもっとたくさんの動物が集まって、何か合議しています。
クリスマス時期がいいかもしれませんね。スペインの人形たちも飾られますから。
いつかの機会を楽しみにしてます!!
返信削除Akemi Fujimaさん
返信削除はい、楽しみにしていてください。
kuskusさんのブログはこちらです。https://kuskusf.exblog.jp/
貯金箱の楽しさは、中にいくら入ってるか見えないところですね。
返信削除預金通帳を見て旅行費用を捻出するのと、貯金箱を振って
「どこへ行けるかなぁ?」と思い巡らすのはずいぶん違いますものね。
この「ボクたち貯金箱」シリーズで貯まったお金でニューヨークに行ったひと、
スウェーデンに行ったひとがいます。
そして私も今年、沖縄に行きましたー。
追記
返信削除春さんにエビ飾りをあげた時、もう1人好きそうな友達にも
あげていたのですが、その友達が陶器市の最終日にやってきて
ブースで話しているときにちょうどエビちゃん(エビを売ってるひと)も
やってきたんです。
図らずも今回の陶器市で、私がエビ飾りをプレゼントした2人にエビちゃんは
会うことができたのでした。
しかも数年の時間を経ているのに。
何だか不思議ですねー。
kuskusさん
返信削除我が家では長い間500円貯金をしていました。たまると銀行で両替してもらって、旅行貯金にしていました。
あるとき、「コインは○○以上両替できない」と機械に言われて、郵便局の窓口で交換してもらって、そんなことなら10000円たまるごとに自分で交換すればいいやという気持ちになって、時にお財布が500円玉で膨れ上がる時ができて、「500円見たら貯金しなくちゃ」という気持ちがすっかり薄れて、うやむやになってしまいました。
それでもその貯金で、タイにもデンマークにも行きましたが、もうそれほど残っていません(笑)。
また、やってみようかなぁ。貯金箱がずっしり重いのは嬉しいし、開けてみたとき、誰が入れたのか5円玉なんか出てきたら、がっかりですよね(笑)。
私、開催中にもう一度海老を買いに行こうかと真剣に考えていました。
京都に海老が好きそうな若い男の子がいます。海老に遭遇すると考えてなかったので彼に連絡していなかったし、その場では自分のだけ買って大満足していたし。で、kuskusさんに頼もうかとも思ったんだけど、そんなことをしてもらってもと、諦めました。春の陶器市でまたエビちゃんに会いに行きます。