2022年7月6日水曜日

みづほ染料


みづほ染料箱入りです。
混織用ではない直接染料で、紫紺色の染料が入っていました。


木綿、麻、人絹用です。


透明ビンと茶色のビン、両方が揃いました。
茶色のビンのラベルの字は左から書いてあるので、戦後に売られたものと思われます。


ところが、茶色いビンの蓋のエンボスは、透明のビン同様右からなので、ビンそのものは戦前、あるいは戦中につくられていたものと思われます。


いったい、家庭染料の小さなビンで、どのくらい染められるのでしょう?
箱の横に、
白生地ならば  半反(幅約37センチ、長さ625センチ)
色揚げならば  1反
糸類ならば   60匁(225グラム)
と書いてあります。
色揚げとは、色が褪せてしまった布を染め直して、色鮮やかにすることです。

木綿や麻などの植物染料は、絹や羊毛と比べると、染まりにくいものです。この面の反対側には、絹、毛も染色可能と書いてあります。







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