みづほ染料箱入りです。
混織用ではない直接染料で、紫紺色の染料が入っていました。
木綿、麻、人絹用です。
透明ビンと茶色のビン、両方が揃いました。
茶色のビンのラベルの字は左から書いてあるので、戦後に売られたものと思われます。
ところが、茶色いビンの蓋のエンボスは、透明のビン同様右からなので、ビンそのものは戦前、あるいは戦中につくられていたものと思われます。
いったい、家庭染料の小さなビンで、どのくらい染められるのでしょう?
箱の横に、
白生地ならば 半反(幅約37センチ、長さ625センチ)
色揚げならば 1反
糸類ならば 60匁(225グラム)
と書いてあります。
色揚げとは、色が褪せてしまった布を染め直して、色鮮やかにすることです。
木綿や麻などの植物染料は、絹や羊毛と比べると、染まりにくいものです。この面の反対側には、絹、毛も染色可能と書いてあります。
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