2023年1月1日日曜日

卯年、ようこそ

あけましておめでとうございます。
卯年の2023年がはじまりました。


土間入り口にお正月飾りをする前に、恒例のFacebookのカバー用写真を撮りました。
まず、大好きなロシアのおもちゃのうさぎを真ん中にして撮ってみました。このおもちゃは、手に持って水平に回すように動かすと、クマがバラライカを弾いて、2匹のうさぎが足をあげてダンスをする、素適なおもちゃです。
でもどうしてもバランスよく撮れないので、やめました。ちなみに、左はイースターのうさぎのマトリョーシカ、お母さんうさぎは背が高いので、上半身だけで参加させてみています。轆轤仕事が稚拙なので、ロシア製ではなく中国製のマトリョーシカだと思われます。


カバー写真はこちらの方が落ち着くので採用しました。
左から金沢張り子、東京の今戸焼き、森戸大明神のうさぎ土鈴、産地不明のもの、そして高松の宮内フサさんの手びねりのうさぎです。
今戸焼きの真ん中のは古いもの、両脇はいまどきさんが型を起こされてつくられたうさぎたちです。

干支の卯(兎)作り」より

いまどきさんは、卯年に向けては、月見兎、杵搗き兎に加えて、子抱き兎、餅搗き兎、玉兎をつくられていたようでした。


土間入り口はこんな飾りつけになりました。


貯金箱うさぎが大きさで中心になりました。
ダンスうさぎとともに、ロシアのうさぎたちです。


12年前にも同じことをやっているに違いないと、以前の投稿をひっくり返してみると、ありました。
あらっ、ココヤシ削りまで並んでいます。
そして、小幡人形の「うさぎ抱き童子」と米沢の「餅つきうさぎ」も。
忘れていた彼らも、早速引っ張り出してきて、加わってもらいました。


2022年は地球規模で暗かった。
2023年が、明るい年になりますように。





7 件のコメント:

  1. 明けましておめでとうございます。今年もいろんな世界を見せて頂けることを楽しみにしています。
    クマのバラライカとウサギのダンスは写真では伝わりづらいですが、クルクル回すと動きがほんとにかわいいですよね~。土間の飾り棚のセンターですね!

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  2. hiyocoさん
    明けましておめでとうございます。
    23年は卯年と思って真っ先に目に浮かんだのがダンスするうさぎでした。ソ連時代は国営工場で人々は分業していたはずです。どんな分業だったのか、まさかうさぎの脚をつくる人は脚ばかりつくっていたのかもしれませんが、いい仕事をしています。気に入っています(^^♪

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  3. 新参者で、いずれにも食いついてしまい、恐縮です。
    仰せのように今戸焼で良いのだと思うのですが、
    戦前作を含め、今戸焼で、この鈴紐は初めて拝見します。
    本体に「森戸大明神」との記載がございますか?

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  4. 茶々丸さん
    私の方こそものを知らないのですが、「森戸大明神」のウサギは、3体並んだ「今戸焼」の次の小さな土鈴で、「森戸大明神」のスタンプと紐には「干支御守鈴」の字が見えるものです。

    確かに今戸っぽいけれど、尾張屋・金澤春吉翁にこんなウサギがいたかどうか? 知りません。
    いまどきさん(吉田義和さん)に訊けばすぐわかると思うのですが、千葉の人形のことからちょっとぎくしゃくしていて、fbでは普通にやり取りしているのですが、ちょっと人形について訊く勇気がありません(笑)。

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  5. 森戸大明神は葉山の総鎮守なのですね。
    素晴らしいロケーションに立つ立派な社殿、初めて知りました。
    春さんの仰る「中に玉を入れて閉じた土鈴」というのは、
    土鈴の世界では「ガラガラ」と呼ばれ、土鈴の範疇には含みません。
    ガラガラは主に関東以北の土人形によく見られ、幼子の手遊び玩具に発祥があるようです。
    戦前の今戸焼土鈴は、白井家先々代の白井光次郎氏が少し作っておられましたが、
    作風が違います。
    紐からは佐野土鈴が連想されますが、佐野より出来が風雅ですね。
    今戸と佐野は全くの無関係ではないのですが。

    ●今戸と佐野の関係(相澤俊作氏 談)
    佐野土鈴の相澤市太郎氏と堀米土人形・初代、山口安弘氏(山口壬三氏の父)の師匠である、
    「片柳喜一郎」氏の祖父は、浅草の蔵前で玩具問屋を営んでいました。
    喜一郎氏はそこに見習いに行きました折、近くの今戸焼の窯元で人形作りを見覚えて参り、
    のちに毛野で土製玩具の製作を始めました。
    このような経緯により、一見すると今戸とは何の関わりもなさそうな栃木方面の作品にも、
    その命脈が伝えられているという次第です。

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  6. 茶々丸さん
    私にはお手上げです。
    私にとって今戸焼と言えば吉田義和さん、そしてもとはコレクターであった吉田さんが師と仰ぐ尾張屋さんなので、あれを見て、吉田さんのウサギと似ているので疑いもなく今戸焼だと思っていました。
    関東大震災と東京大空襲で今戸焼の多くが失われてしまったこと、返す返すも残念でした。千葉県のものも、芝原など、佐野同様今戸に倣ったものが多いけれど、なんとなく違いを感じます。

    関係ありませんが、よかったら吉田さん(いまどきさん)のブログを覗いてみてください(https://blog.goo.ne.jp/imadoki3)。

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  7. 茶々丸さん
    あっ、それでも今戸に土鈴はないかな?その可能性がありますね。

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