2010年12月29日水曜日

うさぎ年、ようこそ






あちこちからかき集めて、土間の飾り棚に、来年の干支のうさぎを飾りました。
木彫り、土人形、張子などです。
縁日の射的の的だった、招きうさぎもいます。

それにしても、タイのココヤシ削りは、どうして、「クラターイ(うさぎ)」というのでしょう?
もっとも、日本では一輪車を、「ねこ」といいますし、西洋では、脚立や鋸引き台を、「うま」といいます。

私は、日常的に「ねこ」や「うま」を使う生活をしていますが、残念ながら「うさぎ」を使ってココナツを削る日々は遠く、代わりに缶詰のココナツミルクを使っています。




ガーナのクマシの市場で見つけた、山羊の皮を固めてつくってあるうさぎです。
もしかしたらうさぎではなくて、山羊のつもりかもしれません。




山形県米沢の笹野一刀彫の、餅搗きうさぎです。

学生時代に、制作者の家を訪れたとき、この形のおもちゃは、つくられていませんでした。どこかに残っているかしらと、米沢の町を歩いていて、古ぼけたお店で、埃をかぶっていたのを見つけたものです。




月乗りうさぎは、滋賀県の小幡土人形です。やはり学生時代に手に入れたものです。
とっても色鮮やかな小幡人形は、種類がたくさんありました。お訪ねした時に、制作者の細居さんの土間には土人形が溢れていて、どれをいただこうか、あれこれ迷ったものでした。

あれから40余年。うさぎは、まだ腕組みして、月に座っています。




金沢張子の雪うさぎは、キュートです。




木彫りのうさぎはタイのものです。
どれも、二つに割ることができる、箱になっています。



ナツメグ



2 件のコメント:

Shige さんのコメント...

うむむ・・・こんなにあるとはウサギコレクション恐るべし!
漂着物でウサギコレクション探したけど,ほとんど見つかりませんでした。

さんのコメント...

Shigeさん
うさぎが漂着したら、因幡の白兎ですね。
うさぎと波の模様は、手ぬぐいや、ほかのものにもいっぱいありますが、実際にはうさぎは浜辺で遊んでもいませんが、漂流もしていないのですね。