2010年12月18日土曜日

アフリカの甕の蓋



恒例の、年末お餅つきの日が迫ってきました。
籾摺りは済ませてあった赤米を10キロ、精米機にかけて、ちょっとだけ精白しました。8キロは我が家のお餅用で、あとの2キロは、当日みんなで食べたりする分です。

もっと精白すると、普通のもち米で搗いたお餅と同じようなお餅になりますが、私たちは、どちらかと言えば玄米に近い、噛み応えのあるお餅の方が好きなのです。でも、全然精白しないと硬くて、なかなかお餅にならず、搗いてくれる仲間たちに迷惑をかけてしまうので、ちょっとだけ精白します。

数家族で集まってお餅つきをしますが、中でも比較的若い者が杵を振り上げ、その他の者たちは、火の番をしたり、お餅を丸めたりと、体力に応じて仕事を分担します。
もっとも、10年もやっているので、だんだん、若い者がいなくなってきています。




もち米は、二昼夜ほど水に浸しておきますが、猫に水を飲まれないよう、なにかで被っておかなくてはなりません。猫は、いつも新らしい水場が好きですから、置いておくと、絶対飲んでみるに違いありません。

こんなときのために、アフリカの甕の蓋があります。
日本では、マットとかトレイとして売られているものですが、本当は、水や穀物、お酒などを入れておく甕を覆うために編まれたものです。




たぶんセネガルの甕覆い。マット状に平らに編まれています。




カメルーンの甕覆い。縁がお盆状に立ち上がっています。




甕の蓋は二つしかなかったので、ジンバブエの籠も引っ張り出しました。




これで、一安心でした。


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