2014年9月10日水曜日
キューブの積み木
しばらく前に注文しておいた積み木ができたからと、木工家の清水将勇さんが届けてくださいました。
清水さんはおもに杉を使って、食器や家具などをつくっていらっしゃいます。
また、今年四月から、八郷にある茨城県フラワーパークの入り口の向かいで、Kikusaという木工品を売りながらコーヒーを飲ませる、おいしくて居心地のよいカフェを開き、毎週土曜日にはKikusaで田中農園、ペトランのパンも売っています。
清水さんの木工の特徴は、木(この場合は杉)を草木染めしていることです。
Kikusaという名前は、「木と草」という意味なのです。
上段左上から右へ、栗のイガ、柏の葉、蘇芳、中段左からローズマリー、タマネギ、南天、下段左から紫蘇、タマネギ、蘇芳をそれぞれ煮出して、その染料に木を浸したり塗ったりして染めたものです。
以前カフェにうかがったとき、
「ついて来ちゃった」
とかで、清水さんの末っ子の五歳児がカフェで遊んでいました。
カフェの備品の積み木で遊んでいるのですが、さすが木工家の娘、単純なキューブ九つだけで、次から次へと遊びを思いついて、いつまでも飽きることがないのです。
「立方体だけの積み木?きれいだけれど、遊び方もさしてないし」
とまったく買うつもりのなかった私たちは、五歳児の手元を見ているうちにすっかり感心して、はなちゃんのためにその積み木を注文したというわけでした。
さて、シンプルだけど、想像力があれば限りなく楽しめるキューブの積み木。はなちゃんがどれだけ遊べるか、お楽しみ、お楽しみ。
ちなみに、はなちゃんが我が家に来たとき必ず遊ぶのは、数字のパズルです。
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