2018年7月31日火曜日

油紙で包装


佃煮をいただきました。
油紙に包んだ、その包装が何ともおしゃれです。それにしても、油紙にはたくさんの折り目がついています。


開けてみました。


折り目に沿って畳んでみたら、


亀の甲の形に畳めました。


もしかして、私が知らないだけで有名な佃煮屋さんだったのかしら、広島県尾道の川原食品の佃煮でした。







2018年7月30日月曜日

出穂


散歩の途中、田んぼを見ると、出穂(しゅっすい)していました。


これから九月まで、実を太らせていきます。
我が家のあたりは、山からの水だけで稲を育てるので、水温が上がるまで田植えを待たなくてはなりません。
そのため、水道水で田植えしている地域よりちょっと遅れます。
 

出穂した田んぼの、もう少し上の田んぼは、まだ穂が出ていません。田植えの時、水の温度が上がった下の田んぼから、順に植えていくので、このあたりは出穂した田んぼより、さらに遅かったのです。
畔の草を刈っていると、すっきりしますが、最近は除草剤を撒く人も増えました。

私たちが越してきた16年前には、イノシシ除けの電気柵を張る田んぼは皆無でした。やがて、山際の田んぼから荒らされるようになり、電気柵も徐々に増えていきましたが、今年は今までになく広範囲に、電気柵が張りめぐらされています。
我が家はこの写真の、田んぼの奥の林の、ヒノキのてっぺんが尖って見えているあたりの向こうにあります。
イノシシはあちこちから来ますが、昼間この林の中にも潜んでいるかもしれません。猟友会の方のお話だと、そう遠くには行かず、昼間はじっと外の世界に向いて、中腰になって寝ているとか、稲刈りが終わるまでは、イノシシの足は田んぼに向かわず、我が家に向かってくることでしょう。




2018年7月29日日曜日

長椅子と裂き織りと

先日、母屋の居間の長椅子に掛けてある裂き織りを久しぶりに洗濯しました。


いつも布で覆っているので、長椅子のマットカバーを見るのは久しぶりでした。
考えてみると、長い間似たような椅子とつき合ってきて、ずっとマットカバーを洗濯してきました。


子どもが小さかったころ住んだ東京郊外の家には、つくりつけた長い長椅子がありました。
マットカバーは、厚手の帆布のような布で、自分で縫いました。汚れはそう目だちませんでしたが、縫うのは大変だったし、洗うのもごわごわして大変でした。


タイのバンコクに移り、家を借りて、すぐにラタンの家具屋さんでつくってもらったのは、角ばった椅子セットでした。
スクムヴィット通りに並んでいたラタンの家具屋さんの何軒かにはおいてあった、定番に近いような椅子セットでした。


バンコク市内で一度引っ越ししたとき、引越し先の家は家具つきでしたが、もちろん自分たちの椅子セットを持って行きました。


そして、日本にも持って帰ってきましたが、日本の家にはちょっと大きすぎるようでした。それでも、この椅子セットとはつくばの家を離れるまでつき合いました。
帰国するとき、予備のマットカバーを、白は汚れが目立ちすぎるので赤で縫ってもらいました。赤はずいぶん派手、白と交互に使っていました。


いずれにしても、マットカバーを外して、洗って、しわを伸ばして、また掛けてと、洗濯はかなり面倒なものでした。


というわけで、現在の長椅子に関しては、最初から布を掛けて使っています。最初のうちはインドの布だけを掛けて使っていましたが、夫が横になって、いつもしわくちゃにしてしまいます。
そのため、頻繁に整えなおさなくてはならないので、その上に重い裂き織りの布を掛けて使っています。


裂き織りの布は、ちょっとやそっとではずれないので安心、しかも汚れが目立たないので、大助かり、長さが足りないので、インドの布と二枚重ねです。


洗った裂き織りはさらに重く、干すときに裏布の絣を杭に引っ掛けてかぎ裂きをつくってしまいましたが。
でも、表布はしっかりしたもの、先人の手仕事に感謝し、ありがたく使わせていただいています。

余談ですが、1980年には見かけたこの角ばった椅子は、2010年のバンコクの家具屋さんからは消えていました。新しい長椅子をつくってくれた家具屋さんに、写真を送ったのによく伝わらず、試行錯誤しながらつくったようでしたが、できたものは製法の違うものでした。もちろん、それを受け入れましたが、一目見たらつくれただろう職人さんは、一人もいなくなってしまったのです。
時代の反映か、家具屋さんに並ぶ家具は、「これがラタン製か?」と思うような、斬新なデザインのものばかりでした。





2018年7月28日土曜日

夕焼け

27日金曜日は、建築家の方など、14名がいらっしゃる予定になっていました。
その前に、一週間ほど暑い日が続いて、クーラーのない我が家にそんなに人が来たらどうしよう、とやきもきしていました。
「夕焼けを見たい」
との希望ですが、台風も近づいています。

幸い、当日は一気に涼しくなっていました。でも曇りがち、きれいな夕焼けが見えるかどうかは、昼のあいだはわかりませんでした。
夕方、室内でみんなで話していた時、外を気にしていた方が、
「夕焼けがはじまったよ」
と声をかけてくれて、みんなばらばらと外に出ていきました。
「わぁ、さっきは灰色だったのに」
と喜んでいる人もいたけれど、その時はまだ、空が薄いピンクに染まっているだけでした。


空は、刻々と色を増していきました。
「夕焼けをバックに集合写真を撮ろう!」
と並んだ時、カメラマンは一人じゃなくて、大勢でした。世の中みんなカメラマン時代です。


昨日は一日、暑くもなく、寒くもありませんでした。
そして、気温がよかったうえに、夕焼けまで、なかなかきれいでした。もし、雲が一片もなかったら、空は茜色一色になるだけです。


集合写真が終わった後も、皆さん写真を撮り合っていました。
 

今日は朝から雨が降って、ちょっと肌寒いくらいです。





2018年7月27日金曜日

網戸張替え

居間の大きな網戸3枚のうち、2枚の下部分が外れたまま、数年過ごしてしまいました。
一枚は、6年くらい前か、夜にテラスでバーベキューをしたとき、Oさんが外から室内に入ろうとしてぶつかって破いたものでした。確かに網戸は目立たないのですが、Oさんはその日、一度ならまだしも、二度も網戸に激突しました。
もう一枚は、デンマークに行ったとき、2週間も留守したのに、ガラス戸を閉め忘れてしまっていたもので、そこから雄猫が網を突き破って侵入、トラに怖い思いをさせました。

やらなくてはならないことはまだいっぱいあるので、前に前にとつんのめり、修理や維持は後手後手になりますが、今年は思い立って、メーカーに相談してみました。
すると、「もしだめなら、出張してなおすから」と、網と埋め込むゴムとローラーが送られてきました。


新しい網を広げて、送っていただいたゴムを押し込もうとしますが押し込めません。


ゴムの太さが違ったのです。
なんと、ゴムの太さを5ミリに変えて、2ミリのゴムは在庫もないとのことでした。十年という年月を感じます。
2ミリのゴムは市販もされているようですが、早くなおしてしまいたいので、古いゴムを使いました。


ゴムは劣化しやすいものという印象がありましたが、幸いあまり劣化していません。
嵌めると30センチも余ってしまいましたが、それはよくあることのようです。
  

網を巻いてある部分が重しになって、思ったよりたるみませんでしたが、二枚目は重しを使ってみました。


文鎮やらなにやら総動員です。


巻いてある網の対極からはじめましたが、すでにゴムを嵌めたところから重しを移してきました。


ローラーは、なかなかの優れモノでした。


張ったら、カッターで網を切り落として出来上がりです。


いったい何年ぶりでしょうか?
西の網戸が、きれいになりました。


南の網戸も、なおりました。

家の維持修理といえば、木が腐ってきたテラスを、つくり直さなくてはなりません。また、2011年の地震で傷んだ漆喰を塗りなおし方がいいかもしれないし、鳥がぶつかって傷になったガラスを嵌め替えたりする必要もあります。
やれやれ、エンドレスです。







2018年7月26日木曜日

裂き織りのベンチ


ベンチにするために、元々コンクリートで袖壁を立ち上げておいたところに、夫が足場板で、座と背もたれをつくったのは、しばらく前のことでした。


置いているマットは、かれこれ40年も前にタイで買ったラタンの椅子についていたもので、日本でもその椅子を使っていました。
藍染の布でカバーをつくり直したのも、ずっとずっと昔のこと、ほとんどはボロボロになっています。


その藍染のカバーを洗濯してみたら、耐えたのはたった三枚だけ、あとはボロボロになってしまって、下に重ねてあった古い赤いカバーの方が無事でした。
ミシン仕事の苦手な私は、今更新しいカバーを縫う元気は毛頭ありません。
「上に裂き織りを敷きたいなぁ」
と夫、そうか、その手がありました。
居間のカウチには、マットのカバーを洗うのが面倒なので布を掛けていましたが、夫が寝っ転がるとぐちゃぐちゃになるので、さらにその上に裂き織りの布を敷いています。

さて、骨董市の日、裂き織りを探しに行った夫とわかれて、私はのん気にさわださんの店を見て、まことさんの店をのぞいていました。
夫のfacebookを見ているまことさんが、
「ベンチができたねぇ」
と言うので、裂き織りを探しに、今日は夫も来ていることを話したら、
「放送してあげるよ」
とマイクで、裂き織りを持ってきた業者さんはいないかと、呼び掛けてくれました。
すぐにいくつか反応がありました。今日は持っていないけれど、家にはあるという方もいました。さっそく、夫を見つけて、裂き織りを持っている人のお店に行ってみました。

そのお店には、綴り合わせて大きくした裂き織りが三枚と、織ったままで綴り合せていない、約30センチ幅の裂き織りが、二、三枚ありました。


大きいもの中の一枚だけ、気に入りました。夫は赤っぽいのが欲しいと言っていたので、その希望にもぴったりでした。
裂き織りは布団やこたつカバー、ときには敷物として織られたものが多く、約30センチ幅に織ったものを180センチほどの長さに切り、5枚、あるいは6枚つないであります。
この裂き織りは、6枚つないでありました。

ベンチは長さが240センチあるので、裂き織りの布で包むなら、既成のものに布を足して長くしなくてはなりません。幅は5枚で十分ですが、ばらした1枚を5等分して足したのでは、長さが240センチにはなりません。60センチ長さのものが2枚取れるほどの布が、さらに必要になります。
そんなことを、店頭で夫とごちゃごちゃ話していたら、骨董屋さんがおまけに、150センチほどの長さの別の裂き織りを1枚くれることになりました。ちょっと白っぽいのですが、何とかなりそうでした。

つなぎ目を互い違いにするために、布は全部ばらばらにしました。
ばらした裂き織りの1枚を三等分して、おまけ布からは2枚、長さに足す布をとりました。


裂き織りは、経糸(たていと)は細い糸を使っていて、緯糸(よこいと)は裂いた布ですから太く、とてもほつれやすいものです。
これも、端というか切り口はざっとかがってありますが、ほつれかけたところもありました。


つなぐためには、3センチ以上重ね、切り口を表からも裏からも巻きながらかがり合わせてほつれにくくしました。さらにその上から。しっかりした木綿布で補強しました。こうしておけば、表につなぎ目が見えないし、少しくらい引っ張られてもすっぽ抜けないで、木綿布が守ってくれます。
  

これは、おまけの別布をつないだ部分です。
布で見たときは、色合いが違うし、使ってある布の裂き方が太めなので、うまく合うかどうか不安でしたが、同じ裂き織りどうし、なんとか馴染んでくれました。


元々、布の耳の部分はそのままではなく、折って綴じつけて、それをつないでありました。


どの布も長さを足したあと、綴じ合わせます。
指ぬきを使って綴じ合わせましたが、布が硬いので、右の人差し指は腫れあがってしまいました。
この写真では、端の布は耳を折っていませんが、裏をつけるため、これも折ってしつけ縫いをしました。


裏には、古い布団カバーを使いました。
捨てようかどうしようか迷っていたもの、捨てないでよかった、役に立ちました。


トラは裂き織りがすっかり気に入って、私が作業している数日、いつでも裂き織りに乗っていました。


猛暑の日々、保冷材をタオルに包んだものを置いて、それを利用するよう触らせてみるのですが、全然興味を示さず、裂き織り一筋でした。


敷いてみると、別布を足した部分が一番目立ち、ちょっと失敗でした。


でも、解いて縫い直す元気は、まったくありません。






2018年7月25日水曜日

慣れてきました


紐刃での草刈り、だいぶ慣れてきました。


一番嬉しいのは、石や立木の際まで刈れることです。


これまで草を手で抜くしかなかった場所も、刈り払い機で刈れます。
石とコンクリートの間にはタマリュウを植えてあったのですが、手で抜かなくてはいけないところはいつも後回しにしていたので、雑草がはびこってしまって、タマリュウは消えてしまっています。


この、ごろた石を敷いてところも、久しぶりにきれいになりました。
 

十分とはいえませんが、こんなところも刈り払い機で刈れます。上手に使えば、ぐっと草を抜く時間を短縮できそうです。