2026年3月29日日曜日

春の一日(2)


ここは、もとは芝生が生えていて、幼かったはなちゃんが友だちと滑り台を楽しんだ場所ですが、今年はホタルブクロ畑となっています。つんつんしているのはツルボです。
いったいどのくらいホタルブクロが咲くものか、1年目の苗には咲かないので、まだ想像がつきません。


ヒメジョオン、ハルジオン、ハハコグサ、チチコグサなどは迷いなく抜き捨てますが、キュウリグサは一応残してしまいます。あの、青い可憐な花を見たいのですが、大きく育つと邪魔で、やっぱり抜いてしまいます。


キツネノカミソリも、増えてる、増えてる。


ときおり、落ち葉の下からタマムシが見つかりますが、中はきれいに食べられて空洞になっています。



数日前に夜のコブシを写したときは、まだ細すぎたのか写りこまなかった月ですが、クヌギの枝の間に太くなって写りました。







 

2026年3月28日土曜日

時計


発売当時からデジタル時計が苦手でした。
数字を見ても脳が戸惑うばかり、腕時計も部屋の掛け時計もアナログな文字盤の時計で通してきました。


生活に時計は必要で、数えてみたら我が家には掛け時計が8個もありますが、どれも文字盤の、針が動く時計ばかりです。
どの時計にも癖があって、正確に時を刻んでいるものもあれば、なおしてもなおしても進んでしまうものもあります。進んでしまうものは進んでしまうものとして受け入れて、暮らしています。


ところで、数年前にとても遅いスマホデビューをしました。長く必要を感じなかったのですが、使っていたデジカメの性能がいまいちのもので、何度も壊れて、そのたびに同じ機種のものに買い替えて、また壊れて、夫に、
「ばっかじゃなかろか!」
と言われて、驚異的な進歩を遂げたスマホのカメラを使いたいと思ったのが、スマホを持つきっかけでした。


その結果、正しい時刻を知りたいときは、ほぼスマホに頼るようになりました。
そして、気づいたらスマホの画面を見て、5:55と5並びだったら、
「あら、ハッピー」
と感じたり、6:25だったら、
「夫の誕生日じゃないか」
と思ったり、12:00だったら、
「ぴったり!」
と喜んだりで、数字で時間を現すのが嫌でなくなっていることに気づきました。
「なぜだろう?」
一つは、あのデジタル時計の文字が嫌いだったことに気がつきました。スマホの時間をあらわす文字(フォント)は嫌じゃない。見たとき浮き浮きすることもあります。


スマホは、相変わらずラジオを聴くのに使うことと、カメラとして使うことがおもで、とても活用しているとは思えませんが。




 

2026年3月27日金曜日

春の一日

ぽけーっと草むしりしているだけで、一日が過ぎていきます。
最高に気持ちいい季節です。


私がコブシが好きなのは、散り方が好きだから、これがハクモクレンだと樹上で散らないまま茶色くなって、汚らしい姿をさらします。


コブシは散った花びらが色っぽいのです。


今日も一日、家から一歩も出ませんでした。

紅色のコブシは、今年はソメイヨシノと同時に咲くつもりらしい、まだつぼみが膨らみはじめたところです。






2026年3月25日水曜日

夜辛夷

ライトを灯しながら庭を横切っていて、ふとライトを上にあげてみたらコブシが浮かび上がりました。


そして、試しにカメラを向けてみたら写った!
しかも、今年は花が少ないと思っていたけれど、コブシらしい枝ぶりが、かえって面白い。


花の向こうにやけに色が赤い三日月(か四日月?)が見えたので一緒に移してみたのだけれど、月は写りませんでした。

なんだか、着物の模様のような風情でした。





 

2026年3月24日火曜日

箱の中

中が見えない焼きものや缶に何か入れると、たいてい何を入れたか忘れてしまい、探しても見つからないことになってしまいます。
先日、猫の毛布にひげが落ちていて、「さて、以前拾ったひげはどこに入れたか」と2、3ありそうな箱を開いてみましたが、見当たりませんでした。そして数日後、突然、
「猫のひげは糊のビンに入れたのではなかったか?」
と思い出し、糊のビンを開けてみたら、1つ目のビンで行き当たり、新しく拾ったひげをどこにしまったかを忘れないうちに、合流させることができました。


床に落ちた猫のひげは掃除機が拾うので、めったに拾えない。3年でたった3本です。


さて、二階の掃除をしていたら、飾り台の下に積み上げていた缶が崩れそうになっていました。片づけるついでに、「チョコサンドクッキー・クレパス」の缶を振ってみたら音がしました。
「何を入れていたんだろう?」
記憶はすっかり飛んでいます。


開けてみると、以前、九州のあかずきんさんに送っていただいたものの一部の、「日本まめ郷土玩具」の説明書や日本丸のビンなどが入っていました。
盃に入っているフィギュアは何でしょう?


足柄山の金太郎でした。
それにしても小さすぎる。リスが高さ5ミリくらい、立てるのに苦労しました。どんな目的でこんなに小さくつくられたんだろうと一緒に入っていた説明書を見ると、ネットに揚げる画像の撮影用につくられたもののようでした。


撮影が目的だと、小さい方が使いやすいのかもしれません。


金太郎は日本の昔話のシリーズの一つで、ほかにはかぐや姫、桃太郎、つるの恩返し、こぶとりじいさん、舌切り雀、一寸法師、浦島太郎があるようでした。






 

2026年3月23日月曜日

花、花、花


花曇り、ときどき晴れ、曇天も必要と思いながらも、晴れると気も晴れ晴れとします。


コブシの花芽は今年も多くはなかったけれど、きれいに咲きました。


トサミズキ。


ヒュウガミズキ。


バイモは相変わらず下を向いて、でも着々と増えています。


昨年夫が思いつきで買ってきたゲンカイツツジは、つぼみが膨らんで開きかけたときに雪が降ったため、その時の花はすべて傷んで、あとから膨らんだ花だけが無傷で咲いています。


そして、室内では今年もカクチョウランがもうすぐ開花です。






 

2026年3月22日日曜日

『世界でくらすクルドの人たち』


いつも思うことですが、『たくさんのふしぎ』は子どもを対象に書かれたものでしょうか?
というのも、子どもではない私にピッタリの本が多すぎるのです。『世界でくらすクルドの人たち』(金井真紀文・絵、福音館書店、2026年3月号)も、そんな1冊です。
いろいろな国に暮らすクルドの人たちを訪ねて、著者の金井真紀さんがクルドの新年の「ネウロズ」を楽しむ人たちを描いた、わくわく感が伝わってくる本です。そして、勉強になりました。


金井さんは、2018年の春分の日に、埼玉県さいたま市の秋ヶ瀬公園に行ってクルドの人たちと知り合ってから、彼らが紹介してくれた、イラン、イラク、カナダ、オーストラリア、イギリス、ドイツなどに住むクルドの人たちを訪ね歩き、彼らがどんなネウロズを過ごすのか観察し、一緒に祝ってきました。


クルドの人たちは、長く中東に暮らしてきました。近代になって「国家」が定められてから、トルコ、イラン、イラク、シリアなどにまたがって住んでいたクルドは、それぞれの国でマイノリティーになりました。そして、迫害されて、たくさんの人たちが国外に逃れるようになりました。何度も国外脱出を試みて失敗、九死に一生を得てやっと国外に逃れた人もいます。
彼らは、母国ではクルド語を話すことも出来なかったり、民族衣装を着ることができなかったり、クルドの新年のネウロズを祝うことも出来なかったりしましたが、定住国では、それらを手にすることができ、クルドの心を大切に生きています。



写真は、イランのウラーマーン地方で、2800年前から着られているフェルトのベストのファランジを着ている男性たちです。