キルト展のとき、いつも大工仕事や草刈りを手伝ってくれていたKさんご夫妻が、観に来てくれました。
お連れ合いのHさんは弁護士さんで、ヴェトナム人の裁判に役立てようと、2年前からハノイに語学留学をしていますが、この時は一時帰国していて、お土産にヴェトナムのお菓子とコーヒーをいただきました。
ヴェトナムコーヒーには、この絵のカップの底に沈んでいるような練乳が不可欠ですが、私はこれまで一度も練乳を買ったことがなく、買いそびれて、そのままになっていました。
私の練乳の記憶は、小さめの缶詰で止まっています。プルトップもついてない缶に、缶切りで2ヵ所穴を開け、その一方から練乳を注ぐものです。練乳は固くて出にくく、一度に使い切ったりしないので、缶は糖分でべたべたになります。そして練乳が乾いて出が悪くなったら、片方の穴に口を当てて、思い切り吹くとなんとか出てくるのです。
一体どこで経験したのでしょう? 私の実家にも、たぶん練乳はありませんでした。
スーパーマーケットに行って、店員さんに練乳の売り場を聞いたら、まぁおしゃれ! こんなチューブに入っていました。
ヴェトナムコーヒーを淹れる道具、カフェ・フィンは3組持っています。2組は実用、右の手づくりっぽいカフェ・フィンは展示室の飾り棚に置いています。
コーヒーを淹れ終わったときは皿にもなる蓋以外には、小さな穴が開けてあります。
グラスに練乳を入れ、カフェ・フィンをセットし、コーヒーを入れ、中蓋でコーヒーを軽く押さえ、沸かしたお湯をカップの縁のきわまで注ぎます。するとポタポタとコーヒーの滴が落ちてきます。
蓋をして、コーヒーの滴が落ちなくなるまで待つこと4、5分、コーヒーと練乳を混ぜて飲みます。
久しぶりに飲んだヴェトナムコーヒーは、温かで濃いコーヒー牛乳のような味がして、美味でした。
Hさんは、これまで埼玉県で事務所を持っていましたが、7月に帰国してからは、東京で弁護士登録して、外国人案件を多数扱っている法律事務所に入所するそうです。ヴェトナム人にとっては、心強いことでしょう。









































