2026年4月23日木曜日

うちの象(1)

 


休暇を利用して、デリーに駐在していたT夫妻を訪ねたとき、インドはちょうどディワリの最中で、街角にはマリーゴールドのレイを売る店が立ち並び、お祭りで盛り上がっていました。
インドに行ったときは、いつも安宿に泊まったり、ゲストハウスに泊まったり、移動も歩いたり、バスや列車に乗ったりですが、このときは運転手つきの車に乗せていただいての大名旅行、あちこち連れていただいた中に、土産もの屋が並んでいる一角もありました。
その中の、骨董も置いている土産もの屋で、木彫りの象と小さな絵を1枚、ナンバンアカアズキの容器に入った象をいくつか買いました。


そのときのナンバンアカアズキの象は、お土産として配ったのでもう手元にありませんが、それと同型の友人のKにもらった象は、今でも大切に持っています。
真っ赤だったナンバンアズキの実は、今ではすっかり黒ずんでしまいましたが、今ではどこにも売っていないだろう、たくさんの象が入ったものです。


そのときの木彫りのは、母屋を建設したとき、居間から食堂への手すりにしました。
夫はどうか、私はここを通るときにはだいたい手すりを撫でるので、象の背中に乗っている輿の屋根はつやつやと、前より光っています。


象はすっかり馴染んで、我が家の一部になっています。













2026年4月22日水曜日

市場籠の修理

先日、市場籠を使っていたら、なんか痛い。


見ると、持ち手に巻いた蔓(さるなし?)がささくれだっていました。このまま使えば傷が広がります。
そこで、布を巻くことにしました。


端布の引き出しに、丈夫そうな反物の端布がありました。
しかし、カーブしている場所に使うので縞では模様合わせが大変、布が硬いのでカーブに馴染ませるのが大変。


ということで、強度は劣りますが馴染みやすい、絣の古着の端布を使うことにしました。


これで大丈夫。汚く縫っているのですが、絣なので目立ちません。


2008年から活躍してくれている市場籠は、他に傷んでいるところはありません。

この市場籠を編んでくれた岩手県一戸の鳥越もみじ交遊舎では、2018年ごろから、材料のスズタケに花が咲いて枯れて、技術の伝承の危機に直面しています。
スズタケは120年周期で枯れるとされていて、復興するには20年もかかり、その間に次世代の籠師さんを育てることが困難で、存亡の危機に直面しているというわけです。
スズタケが生えているところを探して、少しずつ編んでいるようですが、なんとか乗り切って欲しいものです。










 

2026年4月21日火曜日

一目でわかったよ

骨董市で、白い招き猫に出逢いました。


「おお、きみは世田谷ボロ市の招き猫じゃないか!」


底を見ると、案の定、ボロ市の招き猫でした。
自分の目の高さ(?)に満足しながら、500円の招き猫を我が家にお連れしました。
白猫であるところが、同じく世田谷の豪徳寺の招き猫と似ていないとも言えないのですが、豪徳寺の猫はいつも右手を挙げています。


同じ型でつくった招き猫がすでにいますが、並べてみるとヒゲの描き方がちょっと違います。というか、同じに描く方が難しいことでしょう。


世田谷ボロ市の招き猫の中には、右手を挙げているものもいます。
猫たちは、ボロ市の中でいったいどんな存在だったのか、そして今もいるのかどうか、一度も行ったことがないので、わかりませんが、「ねくれくと」には、ボロ市で猫たちが売られている様子(何年ごろのことかは不明)がレポートされています。






 

2026年4月20日月曜日

稲わらの腰当て?

日曜日にM+MのMちゃんと骨董市に行きました。
すると、わら靴を4、5種類も売っているお店がありました。わら靴と言っても、昔お土産物屋さんや民芸品店でよく売っていた長靴形のものではなく、スリッパや草鞋のような形のわら靴で、学生時代に行った岩手県雫石にあった何でも屋さんに置いてあったようなものでした。
そんな稲わら製品の中に、籠の肩紐のように編んだものがありました。


肩当てか、牛の口覆いか、何かわからなかったのですが、面白いかたちをしていたので買いました。

背負子の肩紐にしては、幅が広すぎます。


肩紐だったら、もっと細くつくらないと首に当たって皮膚が擦れてしまいます。

別の店を見ていたMちゃんと再会、
「あら、これは何?」
と、稲わら細工を手に取ったMちゃんは迷わず腰に巻いてみました。
「そうか、地機(じばた=いざりばた)の腰当てだったのか!」
Mちゃんが腰に当ててみなかったら、腰当てだとは思わなかったかもしれませんが、もう腰当てにしか見えなくなりました。


幅のあるところは、稲わらを綯(な)わないでそのまま使っていますが、端の「わ」になっているところは、拠りをかけて縄にした稲わらを巻いています。そしてその先には麻縄を結んでいます。
稲わらは、縄にした方が丈夫になり長持ちしますが、硬くもなります。長時間腰に当てるものなので、少しでも柔らかくしようと、幅広の部分は稲わらのままで編んでいるのでしょう。


家に帰って、タイの牛の口当てと比べてみました。
形は似ていますが、日本の牛は放し飼いにしないので、田んぼや畑のお米や野菜を食べたりする恐れはないので口当ては不要、腰当てであっている気がします。

両端に結んである麻紐は、なぜか短いものを3本ずつ繋いであります。織物をしていると、どうしても織りきれなかった経糸(たていと)が残ります。その端糸で縄を綯ったとしたら、ますます腰当てにぴったりです。


地機で越後上布を織っている写真がありました。腰当てで経糸を張っています。


さて、腰当てを飾る場所はここがいいかな?


稲わらのバンドリの横に釘を打ち足して、スズメおどし田ネズミをとる仕掛けと、タイのハエ叩きをちょっと移動させて、腰当てを吊るしました。








2026年4月19日日曜日

庭仕事は楽しい!

やったね!
やっと新らしいコンピュータに写真を簡単に取り込めて、トリミングや色調の調整などができるようになりました。


さて、芝生の草むしりをしていたら、マルがやって来ました。最初は私の足や麦わら帽子に戯れて遊んでいたのだけれど、静かになったなと見ると、呑気に寝いっていました。


「猫の手は貸さないよ。見せるだけ」


「邪魔だねぇ」
「極楽、極楽」
ちなみに、草むしりは古いお風呂の椅子に腰掛けてやっています。








 

2026年4月18日土曜日

庭の木、近くの木

 


食卓の窓の外のカツラの葉っぱは、日ごとに大きくなっています。
細い棒苗を飢えたとき、育った姿が想像できず、近すぎて失敗しました。もうすぐ、食卓は薄暗くなってしまいます。


トチの木(右)は、昨秋の残暑の中で早めに葉を落としてしまったので、枯れてしまうかと、ちょっとだけ危ぶんでいました。
葉をつけて、葉がぐんぐん大きくなって一安心です。


トチの木は、もう蕾が育っています。葉が小さいときは花芽がいっぱい見えていたけれど、今ではほとんど隠れてしまいました。


右の丸いのは、他の人の土地に勝手に生えていたケヤキ、左は移植したケヤキです。
勝手に生えていたケヤキは、覆っていたクズを取り除いてやったら、ぐんぐん大きくなってしまったんだけれど、移植したケヤキは大丈夫かしら?
ケヤキもヤマザクラも芽吹きの時期は個体差があるので、単に遅いだけかもしれません。








2026年4月17日金曜日

試運転

新しいコンピュータが届きました。しかも、長男から勧められて、25年ぶりにマックにしました。

私のコンピュータ歴は、1985年に夫が冬のボーナスを全部はたいて家族用に買ったNECからはじまり、1998年にカンボジアに赴任した当時は、マックのノートパソコンを使っていました。
私の働いていたNGOの東京事務所では、1980年代には手書きか、英文の場合はタイプライターを使い、そのうち各自がワープロなどを持ち込んで使うようになりました。そして、1990年代にはどこかの会社が20台ほどくれた中古の同じコンピュータを使うようになりましたが、海外赴任するときは、それぞれが自前でワープロやコンピュータなどを用意するのが当たり前でした。また、各国の現地スタッフたちも、人数分はありませんでしたが、事務所備へつけのコンピュータを使いはじめていました。


アップルのノートパソコンを持って行ったカンボジアでは、どこもかしこもWindowsばかりで、マックは影も形もない、当時はマックとWindowsの互換性はまったくありませんでした。プノンペン在住の他の団体などから、毎日何通も届くメールはマックでも読むことができましたが、添付資料はそのままでは読めず、すべてテキスト変換するのですがテキストになった書類は読みづらいことこの上なく、しかも変換し切れない書類もありました。添付資料は、当時は森林法が改正されたり、新らしい条例案が提案されたりと、人々の慣習法をなんとかして守りたいと連絡を取り合っていたNGOsにとっては、とても大切なものばかりでした。
約半年後に一時帰国したとき、不便していた私は迷わずWindowsに切り替え、そのときも息子の勧めでソニーのバイオを買って持って行き、それ以来ずっとWindowsでした。


新らしいコンピュータは、取説もついてなくて、電源を入れて出てきた画面に従って進むだけでしたが、なんとか使えるようになりました。古いデータが壊れたコンピュータに保存されているのではなく、新らしいコンピュータに替えてもそのまま使えることを知らなかったら、不安でマックにはしなかったかもしれません。
以前コンピュータを取り替えたときは、確かデータをいちいち移さなくてはならなかった、世の中は日進月歩です。

ところで、新らしいコンピュータでの写真の加工の仕方はまだわかっていません。試しに入れてみた写真は、ちょっと明るくしたかったのですが、一体どうしたらいいのか?
使い慣れていた「Google フォト」アプリをダウンロードして使ってみましたが、「Google フォト」を使うのをやめて、マックに元から入っている「写真」アプリを使えば加工できるのかもしれません。