2010年3月11日木曜日

新しい長椅子



バンコクで暮らしていたときから使っている古い長椅子、気に入っていましたが、何度もの引越しや日焼けでラタンが弱り、見えないところが、ぼろぼろになっています。

八郷に建てた家の居間では、設計上、もう少し長い長椅子が欲しいので、家が完成したら、タイに新しい長椅子を買いに行くと決めたのは、もう8年も前のことでした。

居間が完成したときから、所定の位置に古い長椅子を暫定的に置いていましたが、袖テーブルとのあいだに、だいぶ隙間がありました。




せっせと500円玉貯金をして、やっとタイに行ったのが、今年の1月でした。バンコクでは、頼んでおいた長椅子と対面してきたのですが、マットのカバーの布を選んで、それから縫ってもらったりして、ようやく2月に完成し、先週、芝浦港に着いたとの連絡がありました。
そして今日、夫が軽トラックで、受け取りに行ってきました。




うっ、残念、どうしても、これ以上入りません。両側の袖テーブルは、造りつけですから、びくとも動きません。
たぶん、長椅子の木の枠を、お願いした寸法どおりにつくったために、ラタンの厚みの分、幅が大きくなってしまったものと思われます。




いつまでも途方に暮れているわけにも行きませんので、荒業を使いました。左側の袖テーブルの脇に張ってあった壁板を無理やり剥がして、甲板を丸鋸で切り詰めました。部屋中、鋸くずが飛び散り、ひどいことになりました。でも、窓を開けっ放しでも作業できる暖かい日だったことは、幸いでした。




というわけで、やっと納まりました。

犬や猫が汚すに違いないので、用意してあったインドの布をマットの上にかけてしまいました。そのため、マットのカバーの色は見えませんが、ライトグレーに近いベージュです。

真っ白いクッションが3つ、家具屋さんからのプレゼントとして入っていました。犬が乗らないよう、長椅子の上に立てておいておいたのですが、しばらくして見たら、犬はクッションによじ登り、猫まで参加して、長椅子の上に大集合していました。どうして、彼女たちは、新しいものが好きなのでしょう。

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