2010年3月4日木曜日

毎日のビン



このタネでは10年、その前のタネからいうと、20年くらいヨーグルトをつくリ続けています。以前のタネは、埼玉の有機農家のKさんからいただきました。カスピ海ヨーグルトがもてはやされるようになるより、ずいぶん前のことでした。
3年間のカンボジア生活から帰国したとき、友人から新たにタネをもらって、また毎日つくっています。これより大きいビンでも、小さいビンでも試しましたが、これが一番具合がいいみたいです。テーブルスプーンで、十分底までかき混ぜられる大きさです。

4本つくっていて、毎朝2本使います。二人と、犬猫にも少しずつ。
ビンに半分くらいは残して牛乳を足し、固まるまで常温において、固まったら冷蔵庫に入れます。ときどき、新しいビンに入れ替えますが、普通、そのまま使っています。




犬・猫の餌は、片手で握れる大きさが楽で、細くて背の高いビンに入れています。パスタ用のビンでしょうか。犬・猫の餌については、歯を悪くしないドライがいいとか、ドライには何が入っているかわからないから、手づくりがいいとか、獣医さんによっても意見が分かれるようですが、我が家では、みんなドライを喜んで食べています。体重が増えないよう、グラム単位で厳密に計って食べさせていますが、うっかりすると、すぐ太ります。




ちょっとだけ、肉を煮たのをトッピングしますが、それはホウロウに入れて、冷蔵庫に入れています。




右は犬のおやつの鶏のささ身の姿干し、左は猫のおやつの煮干です。煮干は、缶ごと、母のところから来ました。母が数十年、煮干を入れて使っていた缶です。
以前飼っていた猫は、最初はアジの煮たのとご飯を混ぜた猫ご飯を食べていましたが、下痢するので変更、ドライは食べなくて、煮干だけを10年以上食べ続けました。

いまいる犬と猫は、なんでも食べたがって困ります。猫も、嫌いなはずのみかんまで食べます。なかでも猫の大好物は海苔、海苔の缶の蓋を開けると、どこからともなく、必ずやってきます。




薬は嫌いでしたが、友人の整体師や漢方医に勧められて、何種類か飲んでいます。

透明なビンに入っているのはキトサン、カニの甲羅を砕いたもので、腸の中をきれいにお掃除する薬です。
腸をきれいにすることには賛成ですが、めんどくさいので、長いあいだ生返事をしていました。しかし、整体師のKさんがあまり勧めるので、お願いしたら、次の日にはデーンと1キロ袋に入ったものが、製造元から届きました。すぐには気が乗らないで、そのまま放っておいたのですが、「飲んだか、飲んだか」とうるさいので、飲んでみると、聞きしに勝る、嫌な味です。味噌汁に入れても、お茶に入れても、飲めません。少量の白湯で流し込んで、すぐうがいをする始末です。
Kさんにそう言うと、「カプセルもあるけど、高いから」、と言います。粉だと1キロで8,000円ですが、カプセルは3万円もするそうです。まして、小分けに売っているカプセルはもっと高いとか。それでは、粉を飲む以外ありません。粉の大袋だと、1人1日1グラム飲みますから、二人でも3年弱飲める計算です。

Kさんが、キトサンの効用を書いた本を何冊も貸してくれそうになったので、「それは絶対読まないから」と固辞して、以後、オブラートに包んで飲んでいます。粉の粒子の大きさが、効用と関係するらしいのですが、ちょうど、腸の老廃物をくっつけて、排泄してくれる大きさにつくってあるのだそうです。

左の二つのイギリスのマーマレードのミルクガラスのビンに入っているのは、冬虫夏草と六君子湯です。こちらは、漢方医の友人に勧められました。冬虫夏草は、サプリメントとして夫婦で飲み、六君子湯の方は、胃の水はけが悪い私が飲んでいます。「半年ほど飲めば改善される」と言われて、せんじ薬を飲みはじめたのですが、半年たたないうちに経済的に挫折して、今では粉薬を飲んでいるというわけです。そして、缶には、夫が飲んでいる、牛車腎気丸が入っています。

整体師のKさんによりますと、私たちは毎日肉体労働をしているので、筋肉の疲労から、腎臓や肝臓が疲れやすい傾向にあるそうです。植木屋さんには腎臓が悪い人が多いそうですが、これは偶然ではなく、職業病だそうです。
確かに、家の建設をはじめたとき、あまりにも手の小指に力を入れなくてはならないことが多すぎ、半年ほど、右腕の筋肉痛がとれない時期がありました。今はもう、身体は慣れましたが、それでも重いものを持つことが続いたり、無理な姿勢で作業することが続くと、肩こりから、胃やら、肝臓やら、腎臓が、全体的に弱ってしまいます。
まあ、いろいろ薬を飲むなら、せめて楽しく飲みたいと、好きなビンに入れています。

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