
このちび猫はどのくらい昔から、我が家にいたのでしょうか。20年?、それ以上?
引越しや、地下室での長期保管などで傷んだのか、片目が剥げてしまいました。可愛そうに。
安いものなので、新しいのを買ってきてもいいのですが、そんなことはできません。私にとっては、目が一つ消えてしまっても、可愛い猫に変わりありません。

木彫りの猫です。昔のおもちゃは、木、竹、紙そして土のいずれか、あるいはその組み合わせでできていました。助六で売っているのは、みんなそんなミニチュアや人形です。
土のものとは、ちょっと味が違います。

助六にはこんな猫もいました。陶器は多いけれど、磁器は珍しい。しかも、磁器に多い狐顔をした招き猫です。

福助さんが招き猫を抱えたものと、お福さんが招き猫を抱えた人形があります。福尽くしでおめでたさも倍々だったのでしょう。

合格祈願の招き猫です。のんきそうな顔をしているところが、受験にマッチです。

両方とも鈴ですが、右は切れ込みが入った現代風、左は切り込みのない昔風です。

これは手びねりの招き猫ですが、助六のオリジナルではないのでしょうか。

別のところで、同じ作者がつくったと思われる招き猫に出会いました。
いったいどなたがつくっているのか、調べずじまいです。
ずっしりと重い、なかなか風格のある招き猫です。
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