夏から秋にかけて大暴れしたイノシシは、このところ鳴りを潜めています。
暮れには、センサーが反応して通り過ぎる物体があるとライトが消えたりついたりして、すさまじい音(嫌な音)が出るイノシシ除けを設置しました。忘れずに朝スイッチを切ることはできても、夕方スイッチを入れ忘れたりすると用を足さないので、鳴らせっぱなしにしていたら、息子たちには不評だったし、配達の方々には大迷惑だったので、最近はスイッチを終日切っています。
さて、イノシシ被害の現場は、夏から秋にかけてほぼ復元したのですが、まだ何ヵ所も手をつけてないところがあります。その一つ、焚火場のあたりを修復しているのですが、少し形になってきました。土を戻したり石を積みなおす前に、生垣のオオムラやサツキを刈りこんだり、その間にはびこっている篠竹を切ったしていたので、時間がかかっています。
芝生など、広いところには篠竹はほとんど生えませんが、生垣など、草を刈りにくいところには必ず生えてきます。幸い、イノシシが深く掘ってくれたので、篠竹の深いところの根を抜いたりもできますが、取りきることは無理、また生えてくるでしょう。それでも、できるだけ取り除いてから、土や石を動かしています。
ひっくり返された重い石は、バールを使っててこの原理でしか動かせませんでしたが、イノシシのバカ力に驚きます。
段々は、石を敷き詰めるか、土のままにしておくか、どちらが管理しやすいか、思案しているところです。
切った枝など、不定形な大きなものを抱えて生垣の間の狭い石段を上り下りするより、ちょっと回った方が通りやすいので、この石段はほぼ無用の代物です。石を敷き詰めればその間から、必ず篠竹が生えてくるし、土のままにしておいても草が生えるので、いっそ斜路にしておきたいくらいです。斜路にしておけば、芝生が勝手に入り込んでくるはずです。
オオムラの生垣の手前の、ごろた石を並べたところはタマリュウが植えてあったのですが、手入れが行き届かなくて草ぼうぼうになっていたところをイノシシに掘り返されて、えぐれていました。今度はここにはちょっと石を置いてみました。この石は焚火場の中に小路状に敷いてあったもの、イノシシに全部掘り返されて転がっていました。
向かって左の降り口はまだ、回りの篠竹を切り取ったくらいで、土も石も動かしていません。
正面のオオムラはともかく左右のサツキなど、いっそない方がいい気もしますが、イノシシが掘り返してもいないのに私が植木を引き抜くというのは気が咎めます。もともと、勝手に石を積んだのは夫、植栽したのも夫、しかし手入れは私一人でやってきました。
まぁ、そんな文句は飲み込んで、草たちが動き出す前に、なんとかもう少しきれいにしたいところです。
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