2012年7月11日水曜日
鍋敷き
台所の調理台は、サワラ材をつなぎ合わせてつくってあります。
木でつくったことに、満足しているのですが、面倒な点もあります。
いくら水には強いサワラでも、水がこぼれたのをそのままにしておくと、黒ずみます。
洗い籠は、鉄の古いものを使いたかったのですが、ちょっとでも水がこぼれると、鉄と水が反応して、濡れたところに、見事な黒いしみができます。
そんなことがあり、ガス台のわきには、鍋敷き替わりのチャクラを常設して、コーヒーポットを乗せ、多少コーヒーがこぼれても気にしないでいいようにしています。
熱いお鍋を調理台に直接置くこともはばかれます。
というのは、ステンレスのお鍋は大丈夫かもしれませんが、うっかり磁器鍋を置いたりすると、焦げるのではないかと思うからです。
磁器鍋は、料理を温かく保つには便利ですがそうとう高温になります。わらの鍋敷きは、焦げてしまっていますが、薄く煙が出たこともありました。
そのため、最近では磁器鍋を乗せるときは、わらの鍋敷きにシリコーンの鍋敷きを重ねたり、鍋ホルダーを使うようにしています。
そのシリコーンの鍋敷きです。薄くてぺらぺらしていて、見た目は頼りない感じです。
一枚で十分と思いつつ、ついつい同じものを二枚重ねにしたくなります。その必要は、きっとないのでしょうけれど。
チークを使用した、タイ製の鍋敷きです。
これも焦げています。30年も使っています。
ホウロウ製のものは、土鍋などのとき、ぶつかる音が気になることがありますが、焼け焦げることがないので安心で、わりあい出番の多い鍋敷きです。
ご飯の土鍋、キャセロール型磁器鍋、味噌汁入りのステンレス鍋、ティーポットなどなど、あれこれ台所に置いたり、食卓に置いたりするので、見回せば目に入り、手を伸ばせばつかめるところに、いつも鍋敷きを、待機させています。
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