散蓮華

タイを旅する時、レンゲを持って歩くと便利です。
道端で果物を買ったり、ビニール袋におかずを入れてもらったりしたとき、どこでも食べることができます。

息子の連れ合いのあっちょはレンゲ好き。ステンレスのレンゲを探していたとかで、一セットあげたけれど、まだ我が家にも一セット残っています。

先日、息子の家の近くの雑貨屋さんに一緒に行くと、ヴェトナム製のプラスティックのレンゲを売っていました。
「かわいいけど、手を切っちゃいそう」

型押しして裁断する時、切れない裁断機を使っているとみえて、端が反り返っている上にぎざぎざで、ちくちくあたります。
「磨けるんじゃないかな。やってみようか」
「本当！嬉しいなぁ」

グラインダーはダメ、金やすりもダメ。やっぱり紙やすりで、少しずつ磨いていくより、しかたありませんでした。
そうきれいな出来上がりではないけれど、少なくても口が切れるようなことはなくなりました。

はなちゃんのままごと道具に加えられるはずです。
かわいいレンゲ、私も欲しくなりました。