カンボジアの木彫りの容器です。
火薬入れだったのでしょうか?
平べったい、コンピュータのマウスより薄い容器ですが、どんなにひっくり返して見てもつなぎ目が見えません。木のかたまりをくり抜いてつくってあります。
「口が小さいのに、こんなふうにくり抜くことが、可能かしら?」
しかし、サラワクの人々は、吹き矢の筒をつくるとき、150センチ以上の細い棒をくり抜いて、貫通させています。木工の得意なカンボジアの人にとっては、小さな口から中を大きくくり抜くなんて、朝飯前だったのかもしれません。
口の先に見える筒は、竹かラタンを差し込んであるものです。
蓋はぴったりしまって、逆さにしても落ちてきたりしません。
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