2010年2月18日木曜日

また雪が降りました



お風呂からの雪景色です。一冬に二度くらい雪が降ると、「あっ、雪」と、うきうきしますが、今年のように何度も降ると、「またかあ」と、うんざりしてしまいます。勝手なものです。雪深いところに住んでいらっしゃる方の気持ちが、日ごろは考えてもいないのですが、少しだけ思いやられます。

こんなときこそ、いつもはできない、ぼろ布や本の整理をするとか、手の込んだ料理をするとか、ないわけではない懸案事項に取り組めばいいのですが、そんな積極性はなくて、ずるずる一日を過ごしてしまうのが関の山です。




茨城県積雪5センチとテレビは言っていますが、お勝手口から、缶・ビン置き場の屋根に積もった雪を見ますと、ゆうに10センチは越えています。

まだまだ、降っていて、やむ気配はありません。犬たちはストーブにくっついてぬくぬくしていますが、猫はこの雪の中を、ハンティングに出かけて、駆け回ったり、一点にじっとたたずんだりしています。
熱いお湯を飲み、雪の中に出かけていく猫は、「猫舌」、「猫は寒がり」という常識を、まったく知らないものと思われます。

2010年2月17日水曜日

台所道具 おろし器編



にんじんケーキをつくったり、ショウガをおろしたりするときは、たいていこのおろし器を使います。にんじんは力が要るので、夫に押しつけると、「これは、もうだめだよ。磨り減っちゃっているよ」、と言うのですが、「そうねえ」、なんてかわしながらはや数年たちました。かれこれ20年使っています。
漂白しないので、にんじん色に染まっています。調理台にぴたっとつく機能性といい、シンプルな形といい、私は好きなのですが、確かに磨り減って、限界を迎えているのかもしれません。まあ、どこででも同じものを見つけられる(たぶん)のが、嬉しいところです。




これは、左の端がすりおろし、あとは薄切りとせん切り用です。たいていは、ただ手に持って使ってしまいますが、




プラスティックの受け皿もついています。できるだけプラスティックは身の回りにおいておきたくないので、木の台をつくって、ボウルを受けられるようにしようと思うのですが、日曜日にはのんびりしてしまって、なかなかつくれないでいます。




上は、台所道具 ご長寿編ではもれてしまいましたが、40年ほど前に買ったチーズおろしです。シュレッドチーズなどという便利なもののない時代、せっせせっせとチーズをおろしましたが、最近はシュレッドチーズ専門です。
また、子どもたちが小さい頃は、ミートローフをつくったりするために、このチーズおろしでナツメグもよくおろしました。あまり頻繁に使うので、ナツメグの匂いがしみついていたほどでした。しかし最近は、手をかける肉料理も、すっかりつくらなくなってしまいました。

下のおろし金は、すりおろしというよりは、薄い、小さな花びらのように切れるものです。焼き魚に大根を添えるときは、しゃきしゃき感があるので、これでおろしています。磁器のおろし器より力がいらず、ずっと速くおろせます。

両方ともアメリカ製です。




ずいぶん前に、母が買ってくれた大根突きは、細い方(裏側)でにんじんを突いたり、太い方で大根ややまいもを突いたりと、割合よく使います。上の3枚組のステンレスのせん切り用の方が、ずっと洗いやすいのですが、味はちょっと違うような気がするので、料理や素材によって使い分けています。年季が入っていますが、まだまだ使えそうです。

最後は鬼おろし、搗きたてのお餅にからめて、からみもちをつくるときは、やっぱり鬼おろしです。この、竹でできた美しい形を引き出しの中に毎日見るだけでも、楽しいものです。

2010年2月16日火曜日

一対のお坊さま



二つ石蹴りを買おうとしたら、「残った石蹴りが寂しがるから」と言われて、三ついただいてしまったという話を書いたら、タイのバンコクに住んでいたころ、お坊さまを買ったときのことを思い出してしまいました。

30年も前でしょうか、友人と二人で待ち合わせて食事し、ぶらぶらと骨董屋さんをのぞいていて、木彫りのお坊さまを見つけました。
仏陀はよく見かけますが、お坊さまは初めて見ました。しかも、当時は鎖国状態にあったビルマのものでした。当時ビルマのものは、めったに見かけませんでした。どんな密輸ルートでくるのか、タイのものに比べて、値段も安くありませんでした。といっても、目の飛び出るほどの値段ではなく、まあ、私にとっては高いというほどのことですが。

欲しい、幸いお財布にお金はある、ということで、私と友人は、お坊さまを一体ずつ購入しました。
ところがその夜、なかなか眠れません。戦乱、鎖国など、さまざまな困難な状況を、一対そろって、なんとか生き延びてきたお坊さまを、今さら、私たちが離れ離れにしてもよいのか、という考えが、わきあがってきたのです。
次の朝、さっそく友人に電話してみました。そうしたら、友人も同じ考えで眠れなかったということでした。というわけで、執着心の強い私の方が二体とも譲り受けることになり、お坊さまたちは、我が家にいらっしゃったのです。高さは16センチほどです。




仏陀は、もう少しビルマが門戸を開いてから、バンコクで見つけたものです。





チェンマイで出会った仏陀もあります。大きいもので高さ23センチ、小さいもので10センチほど、お寺ではなく、家庭でお祀りしていたものでしょうか。




ビルマだけでなく、中にはランナータイ(北タイ)のものもあるかと思います。
もともと、国境線のなかったころ、北タイとそれに隣接するビルマの地域には、同じ人々が住んでいたのですが、それぞれの地で、長いあいだ文化を継承する中で、小さな違いが出てきています。

お坊さまも、仏陀も、すべて金箔を貼ったり、金色に塗ったりしていたものと思われますが、はがれたりして、下の黒い漆が見えています。

2010年2月15日月曜日

戸棚の扉ができました



戸棚の扉の続きです。穴を開け、スライドヒンジを埋め込みます。扉のつけ方によって、ヒンジの形が違います。これは扉が取りつける側の壁を被ってしまう(扉が壁の前に出てくる)、「全かぶせ」という形のヒンジです。




そして、これは取りつける壁と突合せになる、インセットという形です。これを使うと、取りつける壁と扉が同一面となります。

ドアノブなど、複雑なものは、買うとつけ方の説明書がついていますが、スライドヒンジにはまったくついていません。一昨年でしたか、初めて使ったときは、扉の端からどのあたりに取りつけたらいいのか、調節はどうやってやるのか、まったく手探りで、たいへんでした。
いまでも、忘れたころにまた取りつける必要が出てくるので、「どうやったかなあ」と、いちいち、気持ちも記憶も、出直さなくてはなりません。




扉を取りつけたところです。




右が「全かぶせ」、真ん中は「半かぶせ」、そして左が「インセット」のヒンジを使っています。今日は合計、9枚の扉を取りつけました。一応、完成です。

そして、次は、いよいよもう一つの展示室の棚づくりです。




現在はこんな感じですから、まだまだ先は長そうです。

2010年2月14日日曜日

丸いもの 石蹴り



骨董市で見つけた、猫が鞠を持っている石蹴りです。
いつもおもちゃを扱っているなじみの骨董屋さんではなく、民具の充実しているMさんの店に、並んでいました。値段も書いて張ってありました。高くありません。「一つってことはないなあ。二つ買うか」と、二つだけ持って、まだあれこれ並べているMさんのところへ持っていきました。Mさんはいつも、いつまでも、並べたり、並べ替えたりしているのです。
「あれっ。二つしかなかった?」
「ううん。三つあったわよ」
「残ったのがかわいそうだろう。みんな持っていきなよ」。
というわけで、二つ分の値段で三ついただいてしまいました。
猫の石蹴りは、はじめてみました。



この青い石蹴りたちと比べると、猫の石蹴りはとてもていねいにつくられている感じがします。これは、丸くしてから、ぎざぎざと数字の8のスタンプを、えいやっと押しただけ、きっと大忙しでたくさんつくっていたのでしょう。

今日は第二日曜日、真岡の大前神社の骨董市に行きたかったのですが、朝は雪がいっぱい積もっていて、家でぐずぐずしていたら、行きそびれてしまいました。
一月は、第二日曜日も、第三日曜日もバンコクにいたので、今年になってからはまだ一度も骨董市をのぞいていません。もっとも、バンコクでは週末市はしっかりのぞきましたが。


2010年2月13日土曜日

戸棚の扉



招き猫展示室の棚はつくり終わりました。あとは、棚の下の収納部分に扉をつけるだけです。
家の造作には接着剤は使いませんが、建具には使います。枠を組むのに接着して、板を張るのにまた接着します。




扉の杉板は、幅が30センチしかない(30センチもある、と言った方がより正確なのですが)ので、それよりも幅が広いときは、たった7ミリ厚の板ですが、それも板どうし、張り合わせています。
大きなドアづくりはおっくうで、後回しにしていますが、小さな扉は、最近は、四隅を額縁のように45度にしてつき合わせたりしないで、いたって簡単な方法でつくっているので、あまり苦にはなりません。




扉の裏はこんな感じです。枠は、だいたい端材利用ですが、以前ほかのことに使っていた古材も使っているので、釘穴が開いていたりします。
大きなドアをつくるときは、こうはいきません。枠は、ゆがまないために、建具用の正目の板を使います。

2010年2月12日金曜日

雪の朝



朝起きたら、うっすらと雪が積もっていました。この冬、二度目の雪です。
朝食の後片づけをしていたら、うなぎ(犬)が「くーん、くーん」と鳴いているのが聞こえました。なにかしら、と声のする方を見ましたら、ストーブの前に犬が2匹座り込んで、こちらを注視しています。うなぎは、「ストーブが暖かくないから、火を入れてよ」、と訴えていたのです。
しかたがない、昨日の灰をかき出し、薪を運んで来て、ストーブをつけてやりました。




すっかり満足しています。我が家では、猫より犬の方が寒がりですが、猫はどこへ行っているのでしょうか。




と、見に行くと、いました、いました。猫も、ちゃんと参加していました。




でも、やっぱり犬の方が寒がりです。また、ちらほら、雪が舞ってきました。