昨年12月に薪をいただいてきましたが、薪置き場が十分にありません。
長年、左奥に見えているブルーシートの下に薪を置いていたのですが、シートをかぶせておくと、風が通らず蒸れて、薪は虫の餌食になってしまいます。
これまで、テラスの下には、中央あたりに見えるこちら向きの薪置き場と、その左に背面が見えている薪置き場の二ヶ所がありました。
さて、どう増築しようか。
いま片側から使っているところを壊し、そことその隣の柱だけのところに、両側から使える薪置き場をつくって、一挙にテラスの下だけで五ヶ所に増やすことにしました。
古材置き場をさがすと、ちょうど手ごろなヒノキ材が残っていました。
まずは、既製品の礎石の上にぴったり置けるよう、材を加工しました。
草焼きバーナーで表面を焼いたのは、雪が降った次の日でした。
屋外用の塗料もありますが、丈夫で一番安上がりなのが焼き板をつくることです。
地表の10センチくらい下には、以前打ったコンクリート面がありますので、土を除けたら、礎石はコンクリートの上に置くだけです。
全体が動かないように、床材を数ヶ所、ボルトでコンクリートの床に固定しました。
縦横に材を組んで、床面をつくります。
ステンレスのねじ釘で止めますが、ねじ釘の長さが10センチ以上になると、体重をかけて、慎重に打たないと、途中で切れたり、入らなくなったりします。
その日も一本のねじが途中で切れてしまいました。
床ができました。
次に両脇に柱を建て、薪が固定されるよう、真ん中に壁をつくりました。
壁を張り終わったら、側壁は、コンクリートの柱にねじ棒を突き刺し、それに板を通す形でつくりました。
ポリカーボネイトで、屋根をつけて、左側だけ完成です。
右側は、これから。
薪をいただいてきてから、薪置き場ができるまで、一ヶ月以上もかかってしまいました。まだ、完成していないけれど。
6 件のコメント:
春さんノコ引きで思い出しました。
九州にくる直前まで横浜の基地で働きました。(横浜QM)
ブロックンイングリッシュの毎日です。(笑い)
向こうの鋸は押して切るんだー驚きです。
昭ちゃん
だから、英語が話せるのですね。納得。
そんな鋸使ったんですか!慣れると、楽だったでしょう?鉋も押しますよね。でも、金やすりだけは、日本でも昔(?)から押すのですよ。理にかなっています。
先日ブログに紹介した本で、昔の家具職人が紙やすりを使っていて、人類学者の書いた本なのですが、そこは笑っちゃいました。やすりはなんといってもカワハギの皮とかトクサですよね。
縄文の頃から、どこにでも匠がいましたね。
春さん思い出しました鉋もそうでしたね、大きなG,I,が押していく姿はお笑いでした。(トットッっと駆け足でしたよ)
昔近所に肉屋があり首と蹄だけを除けた胴体をやはり押し切りの鋸でした。
よく切れますね。
昭ちゃん
悔しいけれど、道具は西欧のものの方がよくできています。道具を発達させて、誰でも使えたのですが、日本では道具は発達させないで、年季十年とか、身体の方を発達させたのですね(笑)。鉋など最たるものです。
東南アジアの田舎などで、大きな鉈一本で、木も切れば複雑な竹細工もしているのを見ると、人間の身体はどこまで発達させられるのか、奥が深いと思ってしまいます。が、いまどきやっぱり優れた道具があると、便利便利、すっかり頼ってしまいます(笑)。
お洒落な薪置き場。風も通るし。ポリカーボネイトの屋根。弾丸飛んできても大丈夫ですね!
いつだったかこのブログでハウスの屋根が、落ちてきたひょうで破れていた記録がったけれどこれにすれば問題なし。
hattoさん
えっ、ポリカーボネイトと言っても、薄い薄い波板ですよ。塩ビ(?)の波板より少し紫外線に強いくらい、弾丸が飛んできたらひとたまりもないでしょう(笑)。
まぁ、テラスの床板の下ですから、雹も大丈夫です。あのとき、地域差があって、家の雹はゴルフボールとテニスボールの間くらいでしたが、テニスボールくらいのが降ったところは軒並み車がぼこぼこになったそうでした。
コメントを投稿