2013年2月15日金曜日
あしたのチョコレート
JIM-NETの、イラクの子どもたち支援のチョコレートです。
かわいい缶には、イラクの子どもたちの描いた絵がプリントされています。
子どもたちの絵はかわいくて、
装飾アラビア文字も素敵です。
なんて描いてあるんだろう?読めないのが残念です。
そして中にはハートの形をしたチョコレートが入っています。
2003年に、「大量破壊兵器を持つイラクは国際平和の深刻な脅威である」として、米英は有無を言わさずイラクを攻撃し、日本も加担しましたが、後にこの情報が誤っていたことが判明しました。
戦争の結果、イラクでは、多くの市民が犠牲になりました。生き残った人々も、身体や心に傷を負い、長く続く政情不安にも悩まされてきましたが、とくに子どもたちにがんが多発していることが大きな問題になっています。そして、その原因として、戦争時に使われた劣化ウラン弾の影響が疑われています。
このチョコレートは、 そんなイラクのがんに罹ってしまった子どもの支援に使われています。そして、イラクの子どもたちだけでなく、内戦の被害を受けているシリアの子どもたちにも使われ、福島の子どもたちを放射能から守る運動にも使われています。
1997、8年だったか、確かヨルダンのアンマンからバンコクまでの飛行機で、イラクの人と隣り合わせになったことがありました。よもやま話をしていて、そのとき初めてイラクにはチグリス川とユーフラテス川が流れていて、肥沃な大地が広がっていること、お米をつくっていることなどを知りました。
子どものころ習ったことと、認識が結びついていない。私はなんて無知だったんだろうと、話を聞きながら茫然としたものでした。
イラクと聞くと、そのときのことを思い出してしまいます。
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